ADAPT日記
トップアスリートと経営者
私が仕事で17年事務局を努めさせて頂いている
経営者の会で、ご縁があり、ゲストとして、
サッカー界で活躍する小倉隆史さんが
会議、懇親会と来て下さいました。
ランナー向けステーションなどの健康施設運営や
法人向けの健康経営コンサルティングを
手掛ける日本からだ開発の櫻井社長とのトーク
セッションは、時間が足りないほどでした。
サッカーというスポーツのこと、
地域スポーツのこと、指導者育成、選手教育、
日本人の資質が競技に与える影響など、
短い時間ではありましたが多角度からのお話で、
ADAPTにとっても、とても興味深く
大変勉強になりました。
ストライカーを育てるには?
ボールを繋ぐのはあくまで、「方法」であって
サッカーはゴールを決めることが「目的」
指示待ちの選手が増える危機感、、など、
日本代表や海外でのプレー経験がある彼ならではの
視点と、経験に基づくお話は、ビジネスの世界でも
通じるものがあるよね?と、
経営者のみなさまも興味深く聞かれ
諸々質問、意見交換が行われました。
スポーツの世界でも、企業でも、指示を待つのでは
なく、自分でどうすればよいか考えることが重要で、
これが「意外性のあるプレーを生み出す」と。
分かりきったプレーは相手もわかるから(笑)
ライバル企業も同じことしてるから(笑)
そして、、、
教える側も答えを教えてしまってはいけないのだと。
自分で答えを見つける力をつける事こそに
意味がある。
スポーツ育成現場でも、学校でも、企業でも、
「自分で考える」
「自分の意見をアウトプットする」ということを
もっともっとやった方がいい。
これは訓練だと思うのです。日頃から
常に指示を待つのではなく、自分で答えを出す
癖をつける。
学校でも家庭でもクラブでも。
どうすればうまくいくか?
そしてそれを言ったりやったりしてみる。
失敗したっていい。その経験から何を感じ
何を学ぶかが大事だから。
コーチは全員に同じことを教える。
それしかやらなかったらみんな同じ。
それをもとに自分は何をするか?で差が出るのだと
思う。
コートに立ったとき、指示をもらうために
ベンチばかり見る選手はADAPTでは作りたくない!
そう改めて感じた出会いでした。
小倉さん、ありがとうございました!