ADAPT日記
ナオさんのADAPT日記(初の試み)
中学校の県総体が終わりましたね。
選手のみなさん、サポートし続けた保護者のみなさま、
本当にお疲れさまでした。
今年度からはまだ引退しない3年生も
いるのかな?
アダプトの3年生は、少し前に部活を引退した
選手がほとんどで、今は8月1、2日と近畿方面への
遠征に向け気持ち新たに取り組んでいます。
今年からのJBAルールの変更や大会が
整備されたことにより、アダプトも体制が追い付く
よう進めています。
「環境作り」がナオさんの役目。
常に意識しています。
今日の練習は初めての試みがありました。
宇田コーチのチームの大学生ふたりが
練習に参加。
ポジション別にレクチャーをしてもらい、
その後最後のゲーム練習に入ってもらいました。
まずは、ポイントガードのシンゴくんブース(笑)
6名が対象です。
シンゴくんは、昨年冬に、商大附属を初めて
全国に導いてくれたポイントガード。
アグレッシブなディフェンスと、スピーディーな
ボール運びからファーストブレイクをメイクし、
チームを盛り上げたり、大学に進学後も持ち前の
声だしや、直向きな姿勢で評価が高い選手。
そして、キングくん。
岡山から、あの福岡第一高校へ進学して、
高校最高峰のバスケを学んで岡山へ戻り
進学した選手。
しなやかなシュートやパス出しが魅力で、
次はどんなプレーが飛び足すか見ていてワクワク
する選手。
2番ポジション8名のレクチャーを担当してくれました。
見本でみせるシュートや動作をみんな真剣にみている
様子。
最後はみんなのゲームを審判しながら、
みてもらったあとに、実際にゲームの中にも入って
もらいました。
まずは、ふたりと同じチームになったメンバー。
ひとりめは、今度の遠征は、
人生においてもっと大切な
スペシャルな予定をかちとったため、
泣く泣く不参加。
でも、ここ半年から1年で、身体もマインドも
バスケも急成長していて、
アダプトに「風」を吹かせている選手。
もうひとりは、バスケ経験2年目。
小学生のときに、他のスポーツで全国大会を
経験した選手。
そしてもうひとりは、伸びしろまだまだ抜群、
新しい景色を見れるか見れないかは
自分しだい!という3年生。
大学生ふたりと一緒のチームでゲームを
することにより、「肌でかんじてほしい」
そういう選手を選びました。
走ったらパスがくる快感、合わせる楽しさ、
仕掛けるワクワク、、、5人のうち、ふたり
大学生になるだけで、アダプトメンバーも、
まるで違うプレーが飛び出す。
一方で、敵となったメンバー。
マッチアップしながら、どんな動きをするのか、
どれくらいハヤイのか、強さがあるのか?
そんなことを感じてほしいと思いました。
出だしはすぐにのまれてしまい、、、、
でもポイントガードをはじめ、みんなが
何とかしなきゃ!と思っているのは
伝わりました。
ボールが運べないときの練習や、
知らんぷりしない練習したよね?
格上の相手と試合するときに、
頑張るシンプルなポイントはいつも
いい続けています。
ひとりでも多くの選手が、暑さや疲れや、
面倒ささ(笑)に負けず、「やるべきこと」に
コミットできるようになったら、アダプトは、
その時に、次の第一歩を踏めるんだ!
ナオさんはそう思っています。
そして、残念ながら見ている時間が長くなって
しまったメンバー。
どうしても、中学男子の世代は、身体つき、
キャリア(バスケの理解力)で、差が出てしまいます。
でも、逆転が大いにあり得る世代だとも
思っています。身体もバスケの理解も、マインドも。
でも、いきなりは、そんな劇的なことが起こる
競技でもありません。バスケは。
段階をへて身につけるのと、習慣化することが
重要なスポーツでもあると思います。
だから基礎を中心とするチームに入ったメンバーも、
その事実に、それなりの「意味かある」と
きちんと認識して向き合ってほしい。
誰よりも説明をきき、メインメンバーのゲームを
食い入るように見るくらいの選手が、
下克上を実現するのです。
自分がゲームをしないときに、おしゃべりしたり、
空いているリングでシュートしたり、ドリブルしている
うちは、まだまだなのです。
アダプトは、お陰さまで、実績やキャリアに関係なく、
このジュニア時代のバスケを、もっと思いっきり
向き合いたい!という選手が増えてきました。
上手い、そうでないに関わらず、
「姿勢」は一流を目指したいと思います。
だから、福岡ツアーも企画したし、今日のような仕掛けも
考えます。 みんな、もっともっと、もっ~~と、
心を震わそう!!!
そんな、自分に、そんな自分の可能性にきっと
びっくりするよ。
ナオさんのADAPT日記(カッコいいい)
前に「カッコいい」について今度詳しく
書いてみたいと予告したと思います。
ここ1年くらいで、特に「カッコよくある」に
ついて感じることが多くありました。
女性や女の子に対してつかう「可愛い」が
ありますが、これは人の好みや価値観によって
大きく左右される部分があると感じます。
誰かから見たら可愛くても、他の人からみたら
そうでもないみたいな(笑)
でも、「カッコいい」は、
私のなかでは、かなり大義で、男性にも
女性にも、お年寄りにも、子供にも
ありうることで、このニュアンスは
あまり好みに左右されず、誰もに(万人に)
「凄い」とか「憧れる」とか「真似したい」とか
「応援したい」とか、
「ワクワクする」と感じさせる
オーラやエネルギーのことをいうのでないかと
思うようになりました。
例えばジャニーズみたいに甘いマスクでなくても(笑)、
懐が深く、包容力があればカッコいいし、
人を喜ばせることを言えたりできなくても、
忍耐強く真がある人は、やっぱりカッコいい。
あえて不利な立場を演じるのもカッコいい、
本気でやったことに悔しくて涙するのも
何だかカッコいいとか、、。
悩んで悩んで、もがいているのも、本気で
やっている、生きている!証拠。
結果はどうであれ、
その姿勢はやっぱり、カッコいい。
ナオさんの周りでは、この「カッコいい」人が
増えてきた、いっぱいいる!そういうことなんだと
ふと、気がつきました。
「ナオさんって、いつも元気で楽しそうですよね!」
言われること多いです。
でも、たぶんそれは、「カッコいい」人たちに
囲まれ、自分もそれに恥じぬよう、
「カッコよくいたい」と
思っているから、というか必死にそうしている
からだと思います。
だから、それがエネルギーとなり、
元気に見えたり、楽しそうに見えるのかなと。
うまくいかないこと、イライラすること、
泣きたくなること、誰にだってあると思う。
でも、そんな感情すら感じられることに
感謝して、そんな自分と付き合ったり、
向き合っていることこそがカッコいいんだ!
文句をいったり、環境や誰かのせいにしたり、
出来ない理由を並べるより、
「どうすればできるのか?!」を考えたほうが
よっぽど楽しい。
それがたとえスマートでなくても、すんなり
上手くいかなくても、やっぱり
「カッコよくある!」ことに拘りたいと思う。
そして、周りでも、そんな人が現在、
更に更に増殖中(笑)
刺激的!!!
先週末は、土曜日はアダプトの練習、
日、祝は納谷コーチの高校と宇田コーチの大学が
みっちり合同練習。
エキサイティングなみんなは、やっぱり、
本当にカッコいい!
最後の写真のちびっこCBくんがしているオレンジの
ビブスは少し前にいつの間にか!
しゅーコーチがそろそろ必要だからと、
何と自腹で買ってきてくれ、
みんな大喜び♪
様になっています(笑)
しゅーくん、ありがとう!
2019七夕福岡夢繋ぐツアー♪
2019年7月7日七夕。
昨年は新潟アルビレックス
庄司ヘッドコーチをお招きしての
バスケイベントを企画していましたが
西日本豪雨でやむを得ず当日中止を決断。
今年は、、、、、、
「2019七夕夢繋ぐ福岡ツアー」と称して
「福岡大学附属大濠高校」と
「福岡市立西福岡中学校」を訪問して参りました!!!
まず初めに、この度、大事な時期にも関わらず、
こちらの勝手な申し出を受けて下さいました
西福岡中学校の鶴我先生、大濠高校の片峯先生、
選手、西福岡中学校の保護者の皆さまに
心より御礼申し上げます。
少し長くなりますが、レポートさせて頂きます♪
新年度に入り、ADAPTは初の外出。
というのもお蔭様で、回数も増えてきた県外クラブ
との練習ゲームは全て先方が岡山に
来てくださっていて、
また初出場した5月の県内リーグも、
いつも練習をさせて頂いている
岡山商科大学さんの体育館をお借りできたので、
ADAPTは、クラブですが、ホストチームと
なりました。
よって、新チームになって試合に出たことが
ありませんでしたので、これが初めて。
それもいきなり新幹線日帰りで福岡県。
(往復のぞみ利用で8990円!という
驚く金額のツアーでした)
朝7:30に駅に集合、
選手18名、CBくん2名、保護者スタッフ6名の
総勢26名。
遅刻もなくすんなりチケットも配布でき
出発。朝ごはんを食べたりしながら
あっという間に博多に到着しました。
在来線に乗継、大濠公園駅から高校まで
梅雨とは思えぬラッキーな晴れの
お天気の中、大きな池がある大濠公園を
突っ切って、、、、高校までの道を
一部の選手がナビを見ながら先導。
ありました!ここだ!
まずはみんなで写真撮影(笑)
守衛さんにご挨拶して体育館までの
行き方を聞き、進みました。
大学のようなキャンパスで、
日曜日ですが、いろいろな
部活が活動している様子でした。
我々は、まず体育館ギャラリーから
練習ゲームを見学し、その後少しの時間に
なってしまいましたが、
フロアに降りることを許可されました。
YouTubeや月バスで見る選手がいて、
「お~!!デカい!」とか「凄い!」とか
みんなドキドキ。
ナオさんは、待機中の選手を見つけ
一緒に記念写真をおねだり(笑)
大濠の選手が2名ずつ入ってくれハーフ
コートの4on4をしようということになり、
少しだけ遊んでもらえました(笑)
イイ記念になりました。
その後は、学食を利用させて頂き、
お昼ご飯。
3月までADAPTにいたユウキ、ハルキ、ダイチが
別会場での活動からちょうど戻ってきて
会うことができました!
まだ4、5、6、7月と4ヶ月だけど、
みんな高校生らしくなっていて、何だか
びっくりしました。
ユウキがすぐにこちらに来たり、
チビをかまってくれるところ、
ハルキがちゃんと保護者の方まで挨拶に
来てくれるところ、
ダイチが冗談をいうところなど、変わって
いないところも見れて嬉かったです!
その後、今度は六本松駅に向かい
タクシー。タクシー乗り場がなく、
メイン通りで6台をGETせねばなりません。
みんな積極的にグループにわかれ、
順にタクシーをとめ乗り込みました。
みんなしっかりしてる!
到着すると、鶴我先生が体育館前で
待っていてくださり、すぐに選手も
出てきて、はじめましてのご挨拶。
凄い人数!!!50名以上いるとか。
お待たせしてしまっていたので、すぐに
準備し合同練習開始。
近年全中優勝、準優勝の中学校の選手と一緒に、
また長年多くの実績を残されてきている
先生の練習です。約3時間!!!
まず先に結論からいうと
身体はクタクタ、、、心は満タン。
この練習の感覚をADAPTの選手は忘れることは
ないと思います。
体幹やフットワークなど身体作りの練習から
ファンダメンタル、場面を想定した1on1や
アウトナンバーの練習、トランジション練習と
ストーリーがあり、非常に多彩かつ
ポイントを絞った練習が展開されました。
ADAPTの選手の日常は、
部活動でのバスケと、
プラスアルファでADAPTのバスケです。
週2~3回のADAPTでの活動も
空気感や求めるレベルは、どうしても部活動
の延長に近いくらいのものに
なっているという課題がありました。
「どうしたらみんなに伝わるかな?」と
いつも考える中で、
「あれ?もしかしたら、知らない?」
という思いが募っていました。
どういうことかというと、
「スピード!」「切替!」「簡単なシュートを入れる」
とかいろんな声掛けをします。
「変化しよう!」「自分の本気と向き合う!」
「チェレンジしよう!」など。
でも、例えば「スピード!」てどれくらい?
本気で走ったら何が起きる?
練習も試合もコートの中で気を配ったら
どんな効果がある?
そんなことを実はより具体的に経験したことが
ないのでないか?
そうだ!
「全国の中学校で1番になったことがあるバスケ」
をYouTubeなどではなく、実際に体感できたら
どうなるんだろう???!!
昨日の練習は、先方のご配慮で、
本当に「中に入って」やらせて頂きました。
1on1やアウトナンバーの練習も
ADAPTの選手が西福岡の選手と
対戦できたり、同じチームになったりです。
すると、ふだんと何もかもが違います。
いつももらえるのにもらえない、
通るパスがとおらない、
のんびり打ったらブロックショット。。。
「走る」スピードも違います。
例えば3メン。いつものスピードでは
成り立たないのです。
みんな血相をかえて走っていました。
トランジション練習も、
いつも一歩も二歩も遅い選手が、
猛スピードで戻っていました。
そう「つられる」のです。
極めつけは、西福岡の選手が、ピシゃっ!と
素早い「グッドパス!」をくれました。
ふだんならキャッチミスしそうな
パスです。
そこに見事に合わせて動くことが出ていた、
そしてパスが来ることを予想し
準備が出来ていた、
ADAPTの選手が
いいタイミングでいいパスをもらい、
シュートを決めました!
今までに見たことがない何とも言えない
エキサイティングな顔をしていました。
そんな選手の姿や表情を昨日はたくさん
見ることができて、
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最後は、こんなにハードなメニューを
してこれから岡山へ帰るからと、
西福岡の選手がみんなの足をケアを
してくれました。
1か月後には、誰もが憧れる九州大会や
全国大会で華々しく活躍するであろう
準備中の選手たちがです。
初めて会ったそれも違う県の友達、
ただ「バスケ」という共通点があるだけの
我々にそこまでして下さる「姿勢」や
「スタンス」に頭が下がる思いでした。
そして、保護者の皆様が急遽、駅まで
26名の我々を送って下さることにもなり、、。
車に乗り込んで、本当にお別れの時、
全員で体育館前で見送ってくれていた選手の
ひとりが、いきなり凄く大きな声で
「フレーフレーADAPT!!!」と
叫んでくれました。
もうナオさんは泣きそうでした。
国境?(笑)ではないですが、
県を超えて
「バスケや物事に取り組む姿勢」を
教えてくださった西福岡中学校の
みなさん、本当に本当にありがとう
ございました。
そして、数年も前からの
納谷コーチとのご縁に甘え、
この度、
鶴我先生には本当に唐突で勝手な
申し出をしました。大事な時期にも
関わらずご快諾頂き、そして、我々に
指導するということ、人との向き合い方や
生き方など多くのことを学ばせて頂き、
同時にそのホスピタリティには本当に
感動しました。
西福岡中学校のファンになったのはもちろん、
いつか対等に交流が出来るくらいの
クラブになることが今回のご恩返しに
なると思い気持ちを新たに邁進して
いきたいと強く強く感じました。
「2019年七夕福岡夢繋ぐツアー」
大成功!!!
今回これなかった選手にも、この「温度」を
練習で伝えてほしい!!!
改めまして、大濠高校の皆さま、
西福岡中学校の皆さま、保護者の皆さま、
ありがとうございました。
U14中期地区DCセレクション
岡山バスケットボール協会の
U15部会ホームページに
U14中期地区DCのセレクションについて
アップされましたね。
今年度からクラブ代表として、U14、U16と
その仕組みを検討する会議に呼んで頂いて
おります。
DC事業の目的は、日本バスケットボール協会
ホームページにもある通り、育成や発掘です。
岡山でも、一部の地域や中学校に偏らず、
どうにか、より多くのバスケットボールを
上達したい選手が学ぶ機会、また将来要望な
選手を吸い上げられるよう、過去のやり方に
とらわれず、変化し始めているように思います。
今回の中期に向かうセレクションは、
部活の顧問の先生推薦や、大会で目立った選手に
声がかかるなどではなく、「個人申込」というのが
最大の特徴のように思います。
誰でもその気があれば自分で申込みできる。
セレクションが通り、中期の活動の一貫である
県交歓大会でゲームが出来れば、年明け後期の
県選抜に選出されるチャンスもある!
ジュニアオールスターはなくなりましたが、
地区を絞った大会に向け県選抜(県DC)は
活動継続されるようです。
誰でもかんでもイタズラに参加するのは、
主旨とは外れ問題があるかもしれませんが、
我こそは!という選手はぜひチャレンジしたら
よいと思います。
何より、ふだんの仲間を越えたメンバーとのバスケは
また違う楽しさがあります。
もちろん知らない人ばかりで緊張するかも
しれないけれど、
「バスケットボール」という共通のツールが
その不安をすぐに消してくれるくらい
刺激を受けるのではないでしょうか?
話は少しそれますが、
ナオさんは今週はじめに、所属している
とある勉強会の全国大会が岡山であり
(新聞やニュースでもやっていました)
ホストクラブとして、大先輩のお仲間と
全国からいらっしゃる方々のアテンドを
したり、一緒に講義を受けたりしました。
500名ほどの参加者のうち、なんとお歳が
90歳をゆうに越えている方も!
新しいことを取り入れる、刺激に飛び込む、
学び続ける、、など、
「現状維持は後退」という言葉のとおり、
おいくつになっても、更に前進しようとする
謙虚さやエネルギーが感じられ、それが
人のオーラや艶を形成するんだ!と
心から感じました。
イキイキと!そんな姿は、
新しいことや変化を
受け入れ、挑戦しようとする精神から
発せられるんだと思います!
ADAPTも、今年の七夕は、とんでもない
刺激をもらいに福岡へ行く予定です。
レポート、お楽しみに♪