ADAPT日記
ナオさんのADAPT日記
県大会お疲れさまでした。
月曜日、水曜日と観に行きましたが、
熱戦で何度か胸が熱くなるシーンも
ありました。
3年生も下級生も、選手それぞれが
それぞれの思いやドラマがあったと
思います。
自分の中で「ヨッシャ~!」と思えたプレー、
一方で悔しかったプレー、どれも自分を
成長させる材料だと思います。
さて、ADAPT。
昨日は早速引退した3年生が体験にきてくれ、
また違う風を吹かしてくれていました。
バスケは、シュートを決めるじたいの
嬉しさももちろんあるけれど、
それまでの過程を楽しむ競技でもあります。
自分の動きに合わせて仲間が絶妙に合わせて
くれいいパスが決まった瞬間、また逆に
自分の動きをよく見ていてくれて目の覚める
パスがやってきてそれを決めた瞬間、
身震いするほど興奮したり、、、
ありますよね?
ADAPTにはいろいろな選手がいますから、
そういうシーンを体験できる場面は多いと
思います。
部活では出来なかったプレーができた!
気がつかなかった自分の可能性を見つける
ことができた!など、たぶん多いと思います。
バスケは様々な状況下でいかにそれに
適応していくか?というスポーツなので、
いろいろな選手と一緒にやって、その
「様々な状況」をたくさん経験していくことに
大きな意味をもつと思います。
ぜひもっとバスケを追求したい選手!
お待ちしております♪
一方で、昨日は下級生主体のチームにナオさん自ら
渇をいれるシーンがありました。
バスケはそんなに簡単な単純な競技ではありません。
神経を研ぎ澄まし、オフェンスもディフェンスも、
その都度「最善の選択」を繰り返していく競技です。
だから、練習から頭を使わない選手は
絶対にうまくならないとおもいます。
昨日の県大会でも痛感しましたが、
誰もが憧れるナンバーワンの
中学校の選手は、本当にコートの中で神経を研ぎ澄ました
プレーをしていると思います。
あのレベルのバスケをするためのチームとしての約束ごとや
体に染み付いている動きがあると思うのです。
それを発揮するには、ずば抜けた集中力が必要です。
どんなときでも、どんな相手でも「らしい」バスケを
展開する凄さはとても中学生とは思えないほどです。
では、彼らはなぜそこまで突き抜けているのだろうか?
あの誇り溢れるプレーはどこからくるのだろうか?
それはやはり、ふだんからのバスケに対する姿勢と、
練習での鍛練だと思うのです。
もちろんもともと持ち合わせている能力もあります。
でも、それだけではない何かを少しでも素直に
見習いたいと思います。
だからこそ、昨日の練習で、あまりにも
「何も考えていない」としか思えないことに対し
指摘しました。
ADAPTは無理やり練習をするところでも
スパルタな指導者がいる場所でもありません。
自主性を引き出す環境を作りたいと思っています。
また、チームの中でもいろいろな場面で差が出てきています。
挨拶ができる選手、窓明けやモップなど練習準備を
進んでやる選手、他の選手が気を抜いていても、
無駄口を叩かず次の指示をしっかり待っている選手、
納谷コーチが教えたトレーニングを家でもやっている
であろう身体つきが明らかに変わってきた選手。
そして、前述と全く逆の選手。
どうせやるなら、「意思を持った言動」で
心身ともに成長してほしい。
心からそう思います。
この夏は、熱くなろうかな?
【想いを繋ぐ】ナオさんのADAPT日記
一昨日の水曜日の練習に、
先日バッシュを支援させて頂いた中学校から、
代表で保護者さまと選手、そして
ラジオにメールをし、きっかけを作って
くださったご家族が御礼にと
練習に来てくださいました。
そして、前半部分だけでしたが、
少し一緒にバスケをしました。
もちろん対象となった中学校の選手は
新品のバッシュをはいてくれていました。
最後は、どちらも少し照れながらも、
納谷コーチが国体などでもやっていると
教えてくれた
「Okayama 123! Okayama!」の
コールを一緒に大きな声で行いました。
更に、お互いの代表がひとことずつコメントを。
ADAPTは特に人を指名していませんでしたが、
みんなに推されながらも、シオンが、ビシッと
出てくれ、エールのコメントを言ってくれました。
すると、相手方の選手も素晴らしい笑顔で、
感謝の気持ちを伝えてくれました。
ふたりとも、急にナオさんが「一言ずつどう?」と
ふったのに、大勢の前で緊張したでしょうに、
自分達の気持ちを代表して、相手へ伝えてくれて
いました。
今回の支援は、もしかしたら押し付けになって
しまわないだろうか?と正直少し躊躇もありました。
でも、あの、光景を見て、思いきって申し出て良かった、
ADAPTのメンバーにも色々考えるきっかけとなる
経験だったのではないか?と感じました。
それくらい、お礼にきてくださった選手や保護者さまが
笑顔で、我々に何度もお礼をおっしゃって、
バスケをすること、観ること、少しの時間でしたが
楽しんでくださっていました。
こちら側が教わること、たくさんたくさんありました。
最後は、落ち着いたら必ずまた遊びにきてね!と
約束し、お見送りしました。
来週の県大会、思いっきり、走って声だして、たくさん
シュートをうって、みんなでバスケを楽しんで
ほしい。
心からご健闘をお祈りしています!
ご報告
ADAPTは、ホームページトップにもお名前を
記載しております通り、地域の方々からも
ご支援を頂いておりますため、この度の
被災地区へのクラブとしての支援をこの場にて
ご報告させて頂きます。
先日朝、3月に納谷コーチと出演させて
頂いたRSKラジオをから、
被災された地区の中学校の女子バスケ部が、
せっかくつかみとった県大会へでれるのか、
隣の地区の女子バスケ部が心を寄せており、
何かできることはないか?と動いていると
いう話が流れてきました。
すぐに、石田アナにメールをし、
先方とコンタクトを
取らせて頂き本日10足分のバッシュを
届けさせて頂きました。
選手のサイズをヒアリングしたり、間に
入ってくださった隣の学区の保護者さま、
私からバッシュを預り実際に受け渡しをして
くださったADAPTメンバーの保護者さま、
そして、この動きにすぐ賛同くださった
ADAPTの保護者さま、本当にありがとう
ございました。
そして、県大会参加を決断された選手の保護者さまの
お気持ちを拝察すると、胸が張り裂けそうな気持ちと、
同じ子を持つ親として、自分が同じ立場に立つことに
なったとき、こんなふうに決意できただろうか?と
突きつけられました。
我が子のバスケ以外にも、心配なこと、やりたいこと、
叶えたいこと、たくさんあるだろうと。
でも、それぞれが比べることはできないほどのもので、
経験していない我々が何かをいうことすら出来ることでは
ない。
なので、支援の申し出を受けて下さるとご連絡がはいった
ときは、何とも言えない気持ちでいっぱいでした。
無力な我々に、機会を与えてくださったと思うことにし、
メンバーにも色紙に署名をしてもらい、何とか
「負けないでほしい」それだけを思いました。
勝たなくていい。
目の前のたくさんの困難なことに、ただひたすら
負けないで!と願いを込めて。
悲しみ、辛さ、悔しさ、不安、怒り、、、
暑さ、怖さ、しんどさ、、、
打ち勝って、、なんて言えません。
負けないで、、、
それを積み重ねてほしい。
ただひたすらそれを願っております。
ナオさんのADAPT日記(感謝)
この度の大雨で被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
7月7日のバスケットイベントも、
Bリーグ新潟アルビレックスヘッドコーチの
庄司和広氏が金曜日に岡山入りして下さっていましたが、
残念ながら中止となりました。
今日は、災害後初めてのADAPTの練習でした。
遠方の選手は電車の手段が困難で、お休みや、
ご家庭の事情でのお休みメンバーが数名いましたが、
大多数の顔が見れてホッとしたと同時に、
私自身、元気が出てきました。
練習の最後に同じ岡山県内で命を落とすことになって
しまった方への黙祷。
また、こうして災害の数日後にバスケットが出来ている
ことへの感謝について話をしました。
今、こうしてる時も避難所で耐えている人、
学校や体育館が浸水し日常が奪われた人が
すぐ近くにいることを考えよう、我々が
出来ることは何か考え行動しようと。
今年の夏の始まりは、こうして困難な状況と
なったけれど、何とか乗り越えてほしいと
願うと同時に自身の微力さを認識しながらも
それでも立ち止まっていてはならないので
はないか?と考えさせられています。
最後になりましたが、スケジュールを調整し
予定通り岡山入りをして下さった
新潟アルビレックス ヘッドコーチ庄司和広さん、
イベントに間に合わせようと出来上がったユニフォームを
福井から車で届けてくださったフープスター堺社長、
ご尽力に感謝いたします。
ありがとうございました。
庄司HCからは、
「Bリーグヘッドコーチが感じるジュニア世代にやるべきこと」を
聞かせて頂きました。
これからメンバーへ全力で伝えていきたいと思います。
【七夕イベント】ナオさんのADAPT日記
7月に入りましたね!
関東地方はもう梅雨明けとか?!
岡山は湿度が高い蒸し暑さに、
ADAPTの練習でも、みんな汗が
吹き出るように流れてる。
しっかり水分、塩分を補給し
夜は栄養と、
適度な温度、湿度の部屋で
しっかり休養、睡眠を。
今度の土曜日は、7月7日 七夕。
ADAPTは、体育館を提供くださっている商大さんの
オープンスクールに絡めたバスケットイベントに
参加させて頂きます!
Bリーグのヘッドコーチのクリニックと、
市内中学校との練習ゲームを行います!
今回は、ADAPTに所属している選手の中学校や、
日頃ADAPTの活動にご理解頂いている中学校を
中心にお声をかけさせて頂きましたが、
「クリニックに参加したい!」という方は、
個別に対応いたしますので、ADAPTホームページの
(お問い合わせ)からご連絡くださいませ♪
たまたま?ではありますが、前回のバスケ祭りが
3月3日 ひな祭り。
そして今回は7月7日 七夕。
今回参加のメンバーは最後の県総体に向け、まさに
ピークを迎える時期。
七夕、みんなのそれぞれの願いや思いが未来に
繋がる1日になることを願って♪
出来る限り当日の様子をアップしていきたいと
思います、お楽しみに♪
ゲーム前ということもあり、昨日はより実践に
近い内容を行いました。
ナオさんは、女子の練習に顔を出してからの参加
でしたが、納谷コーチの
「ほら、何を徹底するんだっけ?
やるべきことをやらない選手は、俺がコーチなら
ゲームに出さないぞ~」
シュウトコーチの
「はい、みんなでどうしたらいいか話し合って」
主に上級生と下級生に分かれて練習している
それぞれのコーチが伝えていました。
上級生は、ディフェンスの約束事、といっても
基本中の基本ですが、納谷コーチはうるさく言って
います。
下級生は、人の話を理解する、他の人のプレーを
真剣にみる、どうすればいいか自分達で考え
話し合う、、と要求しています。
のびのびやりながらも、「勝手にやる」との違いを
わかってほしいのだと思います。
それにしても、みんな変化してる。
上級生は、理解しようとする力がついてきました。
納谷コーチのバスケットに対する考え方が
伝わり始めてきたかな、、?
先日の地区大会でのプレーをみて、
ある方にこういう感想を頂きました。
ADAPTの選手は状況に応じた動きをしようとする
プレイヤーが増えた。
自分のやりたいことをやるのではなく、
ディフェンスや仲間の状況、点数、ゲーム展開などを
見て判断してプレーをしようとしているか?
大変に嬉しいお言葉でした。
試合で活躍する選手になりたければ、まずこれが
スタート地点だからです。
自分が3ポイントを打ちたいからうつ、
突っ込んでいって無理なシュートを放つ、
仲間が空いているタイミングではパスをせず、
自分が苦しくなったからパスをする、、
どれも「自分のやりたいこと」をやる選手の特徴。
これでは、どんなにハンドリングが良くても、
ドリブルやシュートが上手でも、試合で活躍できる
選手にはなれないからです。
こういう選手は、ディフェンスで戻らない、
スクリーンアウトをせずリバウンドにいってしまう、
速攻でも走らないなど、
「状況から生まれる絶対にすべきこと」をわかって
いないからです。
全て基準が自分だから、これでは、バスケットの
試合でコンスタントに活躍する選手にはなれません。
だから、前述のお言葉を頂いたことは、本当に
本当に嬉しかったです。
成長のスピードや度合いは個人差があります。
でも、中学生のクラブとして、
目指すバスケットはチームとして
同じでありたいと思います。
そしてそれは、納谷コーチや宇田コーチ、
チームが選定した若手コーチが
実戦で、コートのなかで「本当に必要なこと」を
伝えてくれています。
だから、ナオさんはADAPTのコーチには妥協をしていません。
これは女子も同じです。
女子に関しては、先月から本格的に練習開始しています。
人数はまだ少ないですが、田村コーチがこれまで
ご実績のある監督さんに教わってきたこと、
自らの輝かしい経験で身に付けたことを、
とても丁寧に教えてくれています。
こんなに現場に近い実力があるコーチがいる
クラブもなかなかないと思っています!
(たまにはADAPTコーチ自慢を♪笑)
ADAPTメンバーは、男女問わず、
他の人とは比べず、
昨日の自分より今日の自分の方がよかった!と
思える練習をしよう。
時には、「今日は上手くいかなかった!」
あるでしょう。だったら、
「明日こそは!」と思える自分でいよう!
そして、せっかく、ADAPTにきているのだから、
バスケットの本質をもっともっと追及しよう。
その積み重ねがプレイヤーとしての質を作るのだ。
これからがもっと楽しみ♪