ADAPT日記

2018 / 01 / 31  23:24

ナオさんのADAPT日記【試合のための練習】

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明日から2月ですね!

2018年に入り早くも1/12が終りました。

この1ヶ月はみなさんどうでしたか?

ナオさんは、何といっても今年は年初にあった

全国大会から、本業の出張、息子のミニバス新人戦、

2種類の勉強会参加、、全てにおいての新たな出会い、

気づき、学び、、と数年ぶりに「初めて」や

「チャレンジ」続きのひと月でした。

あっ、アキレス腱が半年以上経過し、やっとドクターに

もう病院にこなくていいよ、、ここからはちゃんと

動かしてね!といわれたと

思ったら、今度はたぶん肋骨にヒビのようで、、、

今日ADAPTのお母さんに雑談の中でそのことを

お話ししたら、「えっ!なんで?笑いすぎで?!」

と突っ込まれました。嬉しい突っ込みに、

そんな風に感じてもらえてるんだ、、とちょっと感動。

本当は別の理由が原因で、、、ドクターに

「そういう人、1、2年に 1人くらいいるんだよね」

と言われました(笑)

さて、今日の練習は、宇田コーチの声を出すとは

こういうこと!という凄い見本がでたり、

納谷コーチがディフェンスの時のみんなの気持ちを

言い当てたり、5on5では、「おっ!」というパスや 

ドライブインが連発したり、、ADAPTメンバーが

伸び伸びとプレイする雰囲気や「きっかけ」作りが

出来てきたな?と感じています。

一方、最後に両コーチが同じことを言っていました。

「練習のための練習ではない」

「僕らが教えているのは、ただシュートや

 ドリブルがうまくなることではない。

 試合で使える、試合で勝つためのことを

 伝えている。それをやらなければ意味がない。

 すぐに出来るとは思わない。まずは、やろうとする

 ことが本当に大事」

 

3月3、4日の初試合。

兵庫、京都、徳島、香川のチームからご参加

頂くことが決定しております!

ADAPT設立の目的も、今回の試みの目的も同じ。

岡山県内のバスケットをしている選手がひとつでも

多く有意義な経験を積む場を提供したい。

中国大会や全国大会に出ない限り、他県の選手と

試合することはなかなかないと思います。

また、どこまで及ぶかは分かりませんが、

ひとりでも多くの選手が体験できる施策実現にむけ

いろいろ動いています。 

実践的で未来を見据えた2日間になるよう尽力

いたします。

ぜひお楽しみに🎵

 

 

 

2018 / 01 / 28  21:20

ナオさんのADAPT日記【ボールを持っていない時】】

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面談3人が済みました。

練習後に、ひとりずつ納谷コーチと選手との

面談が始まっています。

初回なので、基本的には、これまで納谷コーチが

見てきた中でのアドバイス。

選手の現状と、今後の課題。

そして、選手に「どう?」という質問。

どう?の中には、ADAPT入ってみてどう?

これからどう?なりたい?

意見とか悩みとか、どう?

いろいろ含まれています。

短い時間ですが、ひとりひとりそれぞれで、

コートの中とはまた違う一面が感じられます。

ナオさんも、つい激励の言葉をかけたく

なりますが今回は我慢。やりとりをメモすることに

注力し何も言っていません。

今回はコーチと選手二人だけの対話としています。

お父さんもお母さんも伝えたいこと、相談したいこと 

たくさんあるかもしれませんが、今回の面談は

選手に任せてみましょう!

 

さて、この土日は岡山市のミニバスの新人戦でした。

新チームになって初めての大会。

選手の目はキラキラしていました。

でもきっと心はドキドキでしたね!

よく頑張りました!お疲れ様です。(保護者様も(笑))

この立場になって改めて実感します。  

「ディフェンスを頑張るチームは強い。」 

極端な話、1点も取れなくても、1点も入れさせ

なければ互角な戦いができます。

新人戦は、試合慣れしていないメンバーも

多いでしょうし、新チームになって間もないので

連携プレーも練習不足のチームがほとんどだと

思います。

シュートなんて入らない日は、尽く入りません(笑)

(ナオさん、何度と経験してます汗)

でも、ディフェンスやリバウンドは、

その特性と異なります。

サッカーは、90分のうち、ひとりがボールに触れている

時間はおよそ平均3分位で、

いかにボールに触れていない時の87分の

動きが大切か?というお話を聞いたことがあります。

 (もちろんこのタイムはポジションなどにもよると

 思いますが、、、)

でも、割合としては、バスケットも同じような

ものなのでは?と思いました。

ボールに触れている時以外のプレーをいかに

「コートの中の全員が質をあげるか?」

が勝敗を決めると思うのです。

○ディフェンス

○リバウンド

○ボールのもらい方

○スクリーン

などなど、、、、

ついついハンドリングとか、ドリブルの上手さとか

シュート力に目がいきそうですが本当にそれだけで

しょうか? 

ボールをもらうためには、ディフェンスをふりきる 

必要があります。

ボールのもらい方が良い選手は次のプレーの

準備に繋がります。

自分がボールを持つ目的ではなく、仲間が良い

ポジションや状態でボールをもらえるように動いたり

スクリーンをかけにいったりする動きは非常に

チームオフェンスに貢献しています。 

相手のボールを自分のチームのものにするには、

華麗なスティールやインターセプト、それも

大事ですが、そんなの何回チャンスがありますか? 

時にはリスクも伴いますよね(笑)

でも、毎回やってくるディフェンスリバウンドの

タイミングは、マイボールにする絶好のチャンスだと

思いませんか?

私は背が低いからディフェンスリバウンドは

なかなか、、、という選手。

はい!であれば、せめて自分のマークマンに

オフェンスリバウンドを取らせないように

鉄板のスクリーンアウトをしてください。

そして、仲間がディフェンスリバウンドを 

取ってくれたのを確認したら誰よりも早く

ゴールに向かって走ってください!

はい!速攻です(笑)

こうして見ると、「ボールに触れていない」時の

動きがいかに大切か、わかりますね?!!!

バスケットの面白さは、実はこういうボールに

触れていない時間にもたくさん詰まっています。

ぜひ、そこにスポットをあててみてください。 

プレーの幅が広がるし、自分がチームに貢献する

方法が明確になると思います。

シュート決める人、もちろん凄いです!

でも、そのシュートに辿り着くまでの仲間の

ひとりひとりの動き、とっても関係して重要

なんです。

新チーム、まだまだ始まったばかり。

バスケットを、もっともっと好きになって

楽しんでほしいと願っております!

 

2018 / 01 / 25  16:07

ナオさんのADAPT日記【部活動】

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先日、前にご紹介した地域とスポーツの関わりなどを

情報交換したり研究している会の定例会がありました。

新聞やニュースで報道されスポーツ庁からも

ガイドラインの発表があった運動部の在り方に

ついてのテーマも話題に出ました。

県でも専門家の方々が、部活動の本来の目的や

各種大会の見直し、競技団体との協力、

民間の活用など他角度からの議論や試みが

既に検討されているそうです。(さすが!)

私は、ひとりの子を持つ親として、

また、民間の中学生バスケットボールクラブの

運営者としての立場から下記のような内容の意見を

お話させて頂きました。

--------------------------------------------

部活動は、「生徒」にとって本当に有意義なもので

あるべきでその視点からの改革を求めたい。

先生方の負担軽減ももちろん進めながらも、

生徒が何を学べるのかが重要だと思う。

部活動の在り方は、少子化や競技レベルの向上、

価値観の多角化などの時代変化に合わせ

ダイナミックに変えてもいいのではないか?と思う。

我々のクラブには、いくつもの中学校から、

学年も異なる選手が集まってきている。 

そこでは、学校とはまた違う社会レベルの繋がりや

刺激、学びがあると思っている。

学校とは別の指導者や友人との関係のなかで、

もしかしたら、学校では発揮できない力を

出していたり、新たな自分の可能性に気づくことも

あるかもしれない。

競技が上達するだけではなく、少年期に必要な

ことを提供する環境作りにも努めている。

学校だけで抱えず、ぜひ民間団体や地域全体で

彼らの放課後の部活動を支える仕組みの

構築を願っている。

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私は、行政と民間の連携や、学校施設の解放が

早く進み、生徒がいろいろ選択できる

環境になるといいと感じています。

我々が育った時代は、「正しいこと」や

「こうやったら上手くいくこと」が

明確だった気がします。

だから、ある意味それを教え込まれた。

でも、これからの時代は、誰も未来はわからないし、

不確定な世の中だとおもう。

生徒が、この時期に、たくさんの価値観に触れ、

そこから「自ら」答えを導き出す力をつける

環境を提供するのが我々大人の役目だと思う。

答えを教えるのではなく、、、

いや、我々大人の答えは、もはやこれからの時代に

通用するのかさえも分からないのだから。

そうなると、部活動の意義だって、

大人だけで話し合って決めていいのかな?

なんて気もしてきてしまう、、、(笑)

なかなか難しい課題も多いと思うが、ADAPTは、

いろいろな意味でクラブの質を上げるための

努力をしていきたいと思います!

 

さてさて、、

とてつもなく寒い日が続いています。

昨日の19時からの練習も本当に寒かったぁ~

年初の全国大会が終わって落ち着き、

先週から宇田コーチも下級生組の練習に

加わりいよいよADAPTの日常になってきた感じが

しています。

他にも、バスケットの指導の勉強ということで、

自らボランティアで来てくださるコーチなど

色々な方々に支えられとても有難いです。

宇田コーチは、中学も高校もいわゆる名門

出身ではないそうです。

それでも、拓殖大学、東芝、全日本と

輝かしい経験をもっています。

身長もバスケット選手としては普通。

体格はとっても痩せています(笑)

どんな強みで人より抜きに出て、結果を

出してきたのか?興味深いですよね?!

ニコニコしていて、納谷コーチより確実に

話しやすいと思いますので(笑)、選手は

いろいろ聞いてみるのもいいかもしれません。

練習では、とても細かいところによく気がつき

指摘してくれていますね。

そういうところにもヒントがあるのかもしれませんよ♪

 

 

 

 

 

 

 

2018 / 01 / 22  13:46

1/22ナオさんのADAPT日記

練習が段階をふんで、「バスケットボール」に

なってきました!

???

どういうこと?て思うかもしれませんね(笑)

11月の体験会初日に納谷コーチがこんなことを、

来てくださった人に言いました。

バスケットボールは、5×5で、15m×28mのコートを

高さも利用しながらゴールを決めていくスポーツ。

その楽しさを教えていきたいと。

ドリブルだけが上手でも、

シュートだけが得意でも

本当のバスケットの楽しさを知ることはできません。

バスケットはフルコートで両端にある3.05mの高さ

で直径が45cmのリングに相手より多く点数を

いれた方が勝ち!というスポーツです。

つまり、入れさせないこと(ディフェンス)だって

面白さのうちなのです。

 前回の練習からディフェンスのボールラインの話や

なぜ相手に少しでも遅くボール運びをさせた方が

いいのか?という話に及びましたね?

オフェンスでは、いよいよ来月からフォーメーション

も教えるよと。

フォーメーションというと、難しいと思ったり

思うようなプレーができない?なんて思う人が

いるかもしれませんが、、、

これは、前述したバスケットボール

の面白さを考えれば、相手より1点でも多く

ゴールするための作戦。秘策のひとつ。

秘密の動きなんです。何だかワクワクしますね!

ましてや、フォーメーションなんてしていない

ふりをして、

実は5人が、いやベンチも全員が同じ動きを考えて

1本のゴールを決めるために動きや息を合わせる。

決まったときの興奮は、想像するだけでも

ドキドキします。

ディフェンスだって同じ。

辛いとか、つまらないなんて思わないで。

1本でも少なく相手のゴールを押さえるためのもの。

自分のマークマンのこと、ボールをもっている人のこ

と、相手がどんなことをするか予測すること、 

フルコートディフェンスや、

ダブルチームディフェンス、そしてマイボールに

するためのディフェンスリバウンド。

ディフェンスは5人で体系化していることをきちんと

知ればもっと面白いと思うはず。

そして何といってもバスケットボールの盛り上がる

プレーのひとつ「速攻」。

これが決まったときは、一気にゲームの流れが

変化します。

フルコートでやるバスケットボールのスピード感や

迫力、分かりやすさが詰まっていてナオさん、

大好きです(笑)

さて、3月3、4日のADAPT  HOOPSTARカップ!

県内中学及び県外中学、クラブチーム8チームによる

トーナメント戦。

負けチームも交流戦がありますので、各チーム

1日2試合確約の大会となります!

お昼前後には、納谷コーチのクリニックと、

春に中学進学予定の岡山県内小学6年生による

ゲームタイム企画もあります!

クリニックや、小6ゲーム企画は、

ADAPTに加入が決まっていない選手も

大歓迎!

2月に入りましたら出場の募集開始を

致しますので、お楽しみに🎵

 

 

 

 

2018 / 01 / 19  21:28

トップアスリートと経営者

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私が仕事で17年事務局を努めさせて頂いている

経営者の会で、ご縁があり、ゲストとして、

サッカー界で活躍する小倉隆史さんが 

会議、懇親会と来て下さいました。

ランナー向けステーションなどの健康施設運営や

法人向けの健康経営コンサルティングを

手掛ける日本からだ開発の櫻井社長とのトーク

セッションは、時間が足りないほどでした。

サッカーというスポーツのこと、

地域スポーツのこと、指導者育成、選手教育、

日本人の資質が競技に与える影響など、

短い時間ではありましたが多角度からのお話で、

ADAPTにとっても、とても興味深く

大変勉強になりました。 

ストライカーを育てるには?

ボールを繋ぐのはあくまで、「方法」であって 

サッカーはゴールを決めることが「目的」

指示待ちの選手が増える危機感、、など、

日本代表や海外でのプレー経験がある彼ならではの

視点と、経験に基づくお話は、ビジネスの世界でも

通じるものがあるよね?と、

経営者のみなさまも興味深く聞かれ

諸々質問、意見交換が行われました。

スポーツの世界でも、企業でも、指示を待つのでは

なく、自分でどうすればよいか考えることが重要で、

これが「意外性のあるプレーを生み出す」と。

分かりきったプレーは相手もわかるから(笑)

ライバル企業も同じことしてるから(笑)

そして、、、

教える側も答えを教えてしまってはいけないのだと。

自分で答えを見つける力をつける事こそに

意味がある。

スポーツ育成現場でも、学校でも、企業でも、

「自分で考える」

「自分の意見をアウトプットする」ということを

もっともっとやった方がいい。

これは訓練だと思うのです。日頃から

常に指示を待つのではなく、自分で答えを出す

癖をつける。

学校でも家庭でもクラブでも。

どうすればうまくいくか?

そしてそれを言ったりやったりしてみる。

失敗したっていい。その経験から何を感じ

何を学ぶかが大事だから。

コーチは全員に同じことを教える。

それしかやらなかったらみんな同じ。

それをもとに自分は何をするか?で差が出るのだと

思う。

コートに立ったとき、指示をもらうために

ベンチばかり見る選手はADAPTでは作りたくない!

そう改めて感じた出会いでした。

小倉さん、ありがとうございました!

 

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