ADAPT日記
ナオさんのADAPT日記【部活動】
先日、前にご紹介した地域とスポーツの関わりなどを
情報交換したり研究している会の定例会がありました。
新聞やニュースで報道されスポーツ庁からも
ガイドラインの発表があった運動部の在り方に
ついてのテーマも話題に出ました。
県でも専門家の方々が、部活動の本来の目的や
各種大会の見直し、競技団体との協力、
民間の活用など他角度からの議論や試みが
既に検討されているそうです。(さすが!)
私は、ひとりの子を持つ親として、
また、民間の中学生バスケットボールクラブの
運営者としての立場から下記のような内容の意見を
お話させて頂きました。
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部活動は、「生徒」にとって本当に有意義なもので
あるべきでその視点からの改革を求めたい。
先生方の負担軽減ももちろん進めながらも、
生徒が何を学べるのかが重要だと思う。
部活動の在り方は、少子化や競技レベルの向上、
価値観の多角化などの時代変化に合わせ
ダイナミックに変えてもいいのではないか?と思う。
我々のクラブには、いくつもの中学校から、
学年も異なる選手が集まってきている。
そこでは、学校とはまた違う社会レベルの繋がりや
刺激、学びがあると思っている。
学校とは別の指導者や友人との関係のなかで、
もしかしたら、学校では発揮できない力を
出していたり、新たな自分の可能性に気づくことも
あるかもしれない。
競技が上達するだけではなく、少年期に必要な
ことを提供する環境作りにも努めている。
学校だけで抱えず、ぜひ民間団体や地域全体で
彼らの放課後の部活動を支える仕組みの
構築を願っている。
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私は、行政と民間の連携や、学校施設の解放が
早く進み、生徒がいろいろ選択できる
環境になるといいと感じています。
我々が育った時代は、「正しいこと」や
「こうやったら上手くいくこと」が
明確だった気がします。
だから、ある意味それを教え込まれた。
でも、これからの時代は、誰も未来はわからないし、
不確定な世の中だとおもう。
生徒が、この時期に、たくさんの価値観に触れ、
そこから「自ら」答えを導き出す力をつける
環境を提供するのが我々大人の役目だと思う。
答えを教えるのではなく、、、
いや、我々大人の答えは、もはやこれからの時代に
通用するのかさえも分からないのだから。
そうなると、部活動の意義だって、
大人だけで話し合って決めていいのかな?
なんて気もしてきてしまう、、、(笑)
なかなか難しい課題も多いと思うが、ADAPTは、
いろいろな意味でクラブの質を上げるための
努力をしていきたいと思います!
さてさて、、
とてつもなく寒い日が続いています。
昨日の19時からの練習も本当に寒かったぁ~
年初の全国大会が終わって落ち着き、
先週から宇田コーチも下級生組の練習に
加わりいよいよADAPTの日常になってきた感じが
しています。
他にも、バスケットの指導の勉強ということで、
自らボランティアで来てくださるコーチなど
色々な方々に支えられとても有難いです。
宇田コーチは、中学も高校もいわゆる名門
出身ではないそうです。
それでも、拓殖大学、東芝、全日本と
輝かしい経験をもっています。
身長もバスケット選手としては普通。
体格はとっても痩せています(笑)
どんな強みで人より抜きに出て、結果を
出してきたのか?興味深いですよね?!
ニコニコしていて、納谷コーチより確実に
話しやすいと思いますので(笑)、選手は
いろいろ聞いてみるのもいいかもしれません。
練習では、とても細かいところによく気がつき
指摘してくれていますね。
そういうところにもヒントがあるのかもしれませんよ♪