ADAPT日記

2020 / 10 / 18  19:53

ナオさんのADAPT日記

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今年度のU15大会が本日始まりました。

そもそもこのコロナ渦で、開催が実現できたこと、

とても有り難いです。

関係者する協会のみなさま、先生方、本当に

ありがとうございます!

 

昨年度から始まったこの大会。

夏に部活を引退する3年生が

秋まで(勝てばお正月まで)バスケの大会を満喫

する仕組み。

何より、中学校、クラブ、bユースのトップを決める

ジュニアウィンターカップ岡山代表予選を兼ねる

この大会、とても意味深いものです。

一方でライセンスなどを緩和した部も岡山では

考慮されており、3年生が秋まで大会に出場できる

仕組みができています。

 

これには、別の側面もあって、やっとクラブが

男女共に少しずつ増えてきた岡山。

夏まで中学校の部活を主体として頑張った選手が、

この大会は、クラブ所属での参加もできる仕組みが

構築されています。

中体連主催の全中予選を兼ねた大会が夏までにすみ、

秋の大会はクラブ所属での参加を検討してみることも、

今後、それぞれのニーズには、あってもいいと心からそう

思っています。

部活の仲間ともう一回大会に参加して有意義な時を

過ごすか?

もしくは、高校以降、よりレベルの高いバスケに

チャレンジする選手は、

全く異なる仲間やコーチとジュニア世代最後の

半年バスケ生活をチャレンジするか!

そんな、クラブ先進県では当たり前のことが、

やっと、やっと岡山でも少しずつ始まっています。

ここで一番大切なことは、部活がいい!とか、

クラブがいい!は、その人によって異なるということ。

『選択できる環境』があることが重要で、

それを判断するのはあくまでみんな。

だから、ナオさんは、環境作りには尽力する。

それを知ってもらう努力はする。

でも、どっちがいいよ!とは言うつもりもないし、

そんな答えはもっていない。

 

さて、そういう環境作りが始まった昨年度に早速それを

『選択した』ADAPTの3年生が、今年、最後のシーズンを

迎えました。

 

ちょうど、昨年の今頃。

県大会終了後に、県交歓大会に

関する打ち合わせが同会場で予定されていました。

この日は、高校のウィンターカップ予選最終日。

納谷コーチのゲームを笠岡で応援して、そしてすぐ

観戦にきていたADAPT保護者さんに笠岡駅まで送って

頂き、電車を乗り継ぎ、今度はクラブ代表として、

ジュニアの県交歓の打合わせで亀甲駅に向かい、

これまた新チームのADAPT保護者さんが駅で

待機していて下さり、体育館へ直行。

県大会終了後に、夜行われた会議に出席しました。

 

県交歓大会の組み合わせ、その後の県内ランキングに

関するレギュレーションが決まりました。

 

それがちょうど1年前。今の3年生のラストシーズンの

幕開けでした。『亀甲駅』

なんて縁起がいい名前の駅!!(笑)(笑)(笑)

 

昨年のこの日が、ナオさんの中で、本当に

キックオフのような感覚の日でした。

そして、そうやって西日本大会出場、

県トップリーグ参加と果たし、

年度が変わりいよいよラスト県内大会。

今日が初日。『亀甲駅』の体育館。

 

コロナ渦で何とか開催できるよう、協会関係の

先生方がたくさん公共体育館をあたってくださって

お借りすることが決まった会場。

 

ナオさんにとって、とても意味があることでした。

不思議。。。、。キックオフと感じた同じ土地で

ラストシーズンが始まるなんて。

 

なんでもドラマにしちゃうナオさん。(笑)

 

だから今日も一年前のあの日のように、電車で

向かいました。 

免許のないナオさんに、たくさんのADAPT保護者さんが

「乗ってください!」とお声をかけてくださいました。

頑なに電車を選択したナオさん。ご厚意に反して

本当にごめんなさい。

 

始発から2番目の早朝でした。

まだ薄暗かった。息子のミニバス関連は、

お仲間のお母さんに全面的に頼りました。

そうまでしても亀甲駅を、経由して向かいたかった。

 

気にして下さった皆様、実はそういう理由がありました。

本当にありがとうございました!

なんとなく、電車で『亀甲』を、経由したかったんです。

 

正直バタバタ。汗。でも拘りました。

ひとつひとつ自分の中でこの一年を振りかえる作業。

秋晴れの素晴らしい景色に後押しされ、完璧に

整いました。

 

『選手を信じよう』

 

今日のゲームは、シュートはたくさん落としたけど、

それでも、気持ちは伝わった。

みんなのここ最近の反省がちゃんと反映されていた。

 

要望した「圧倒的に!!!」は、ある意味では

少し遠かった。

でも、次に繋がるスタートはちゃんときれた。

ADAPTらしさが大いに出ていた。それが一番!!!

 

最後にもうひとつ。 

サプライズで嬉しいことが。。。

 

ちょうど3年前。ADAPT設立したとき、今の3年生は

小6の秋でした。体験会やADAPT祭り一般参加などを

積極的に開催していた時期。

そして今日、その頃ご縁があった選手とたまたまた再会。

「納谷さんですよね、僕は⚪⚪です」と

選手から声をかけてくれました。

背ものびて、凛とした中学生になっていて、お名前を

言ってくれなければ全く気がつきませんでした。

思わずナオさん、彼に向かって言いました。

「えつ!!!背も伸びたね!!この大会まで出て、、

よく、頑張ったね!受験も頑張って!」

彼はこう続けました。

「次は南中とてすよね!頑張ってください!」と。

もう涙が出そうでした。

ADAPTに入るとか、入らないとか、

続くとか、続かないとか、みんないろいろある。

でも、1度でも、1日でも関わった選手が、

こんな風に捉えてくれているなんて!!!

ご両親も、当時とても誠意をもって対応して

くださいました。 もちろんナオさんも

そうしたつもりです。

直接関係することは叶いませんでしたが、

こうして素敵になっている中学生と接して、

ご両親や、担任された、また顧問の先生に、

改めて敬意を感じた出来事でした。

今日、思いきって声をかけてくれて本当にありがとう。

 

ジュニア世代、本当に変化の年齢。

素晴らしい!少しでも関われることに心から

感謝。みんなにありがとう🎵

 

本当のドラマはこれからだよ、すべてはみんなしだい🎶

ナオさんや父さんや母さんは、単なる応援団❤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~スポンサー様とサポーター様~