ADAPT日記
ナオさんのADAPT日記
ゴールデンウィークに入りましたね!
最初の週末、ADAPTは、エイタチームがメリノール学院に、
ヒロトチームと下級生は岡山で練習試合、
女子は、福山に練習試合でした。
お陰さまで、ADAPTは、たくさんの方々のご協力を頂き、
ふだんの練習や、練習試合、大会参加、遠征ができています。
規模が大きくなり、納谷コーチやナオさんだけでは、力足りずや、
回らないところを、思いきって手を借りて進めていく。
何より選手を信じているから出来ることだと思う。
彼ら、彼女たちなら、
いつもいっていること、教わっていることが出来るだろう!と。
そう思わせてくれるクラブのみんなに有難いと思っている。
少し振り返り。
メリノールでは、県外の強豪チームや高校生と試合をさせて頂きました。
随所に通用することもたくさんあるので、ひとりひとりの力は
確実についてきている!そう実感できました。
ADAPTは、動きの中からチャンスを作るバスケを目指しているので、
3年生ともなると、何かしらの突破口を見つけてオフェンスが
できる場面が増えています。相手によって、強度がかわるので、
決めきれるかどうか?のところはまだまだ課題だけれど。
一方で、クラブなので、練習量が限られる分、ディフェンスをもっと
頑張らねば!
自分たちのペースにもっていくには、まず、何を頑張ってどういう得点の仕方を
目指すのかを徹底的に拘れていない。だから、せったときに勝てない。
『本当の意味での強み(自分たちを信じる武器)がみんなで共有できていないから』
これに尽きると思っている。
そして、もうひとつ大きなことに気がついた。
これは遠征最後のバスの中で、彼らに直接伝えた。
一方で、今日の練習試合組。
3年生チーム×1
2年生チーム×2
1年生チーム×1
こんな感じで、力量を考慮すると大きく4つのユニットになる。
それぞれに課題と、どうすれば良くなっていくかを伝えた。
みんな『バスケが好き!』『試合いっぱい出て活躍したい』は
表現できてるし、とても伝わった!素晴らしい🎵
一方で『強くなる、うまくなるための工夫 』をしようとしている選手と、
『できること、やりたいことだけをする選手』の2通りになってきている。
個人が『強み(自分の武器)を強化 』することは大切。
それプラス『このチームで自分はどうすれば貢献できるのか』ということを
真剣に考えて探し続けることができる選手になってほしい。
この感覚は、上級生になったとき、高校生になったとき、大学生や
社会に出て働くようになったときにも、とても重要な『能力』。
今のうちから意識できる人になってほしい。
そして、厳しいことも伝えた。
毎年いってるけど、ナオさんは2年生にはうるさいこという。なぜならとても大切な
時期だから。
『ぐんと成長し始める時期 』だから。
ADAPT6年目、みていて思うことは、2年生でスイッチが入った選手は、いい3年生の日々を
送れる。
3年生になったら、進路選びを通して、嫌でも自分と向き合うことが求められる。
未熟、未完成当たり前。そんななかで、どんな覚悟をして、どんな自分を目指すかを
人生でおそらく初めてとわれるとき。
だからその前の2年生は、もがき苦しんで『心もカラダもスタミナ』つけておくことが
大切。そう思ってる。
だからナオさんは、2年生には厳しいことでも、たくさん伝える努力を
毎年している。
今年の2年生は、半分はバスケ未経験。ほとんどの選手が、自転車に
のって寒い日も暑い日も通ってきて、ミニバスやっていなかったけど、
バスケの面白さをわかってきた感じ。わちゃわちゃしててナオさんに
指摘されることも多いけど、ぐんぐん上達してる!
そしてバスケ経験者組は、サイズがない。そのぶん、頭とハートと
足をフル活用して成長しなければならない。
それも『自分』で。
ミニバス時代の成長のしかたと、ジュニア時代の成長のしかたは
全く異なるということを本当に実感した選手が次の扉をあけられる。
大げさに聞こえるけど、真実はそこだと思っている。
それにしても、下級生は、ベンチでみんなよく声が出ていると思う。
どのユニットがシュート入ってもみんなが盛り上げている。
1年生も声を出していてビックリした!
喜ぶときは、大いに盛り上がる! すごくいい。
明るいオーラは、幸運をよぶ!
何があっても『いい顔してバスケしてほしい』