ADAPT日記
ナオさんのADAPT日記(アイディアを持ってバスケを)
昨日は、NBAヤングサマーキャンプからの、
U18日本代表の海外大会参加で
マサヒロくんが不在、
また長身の3年生2名もケガなどで不在というなか、
納谷コーチの商大附属がオールジャパン予選の
ゲームでした。
結果は負けてしいましたが、相手は大人で、
プロチームのサテライト。
背が凄く大きな外人も途中で出てきた中で、
高校生ながら、対等にいや優勢に戦う場面も数多く、
とても見ていて楽しかったです。
もうひとりのエースの負担はかなり
だったけど(汗)要所でさすが決めてくれてました!
男子は中学生頃から「身体」が変わってきます。
大人になるにつれ、筋肉量やホルモン量が
やはり体格に表れるので、年齢やカテゴリーは
非常に影響します。
現に身長や相手の当たりを考えると、
3年生3名がいない中、コートでケガの心配なく
戦えそうな選手の数も少ないようでした。
そのしわ寄せで、ファールがかさみ、
戦うべきところで、本来のアタックが出来なかったのは
ゲームとしてはもったいなかったな~(笑)。
一方で、これは商大附属のゲームを見ていて
いっつも「うぅっ~~~!!!」って思うから
この際だから書きます(笑)
選手が何人見ているかな?(笑)
詳しい数字は知りませんが、
昨日のゲームでいうと、
相手が得点したときのほとんどが、
インサイドシュートと、こちらがシュートを
落としたりミスをした後に、
戻る前にひとりがドリブルでそのまま普通に
レイアップシュート。
それとこちらのファウルが多かったので、
フリースローかな?
巧みに攻められた、、、という場面はなかったはず。
体格さとファウルトラブルでインサイドは
仕方ないとして、戻る前に簡単にドリブルでゴール
まで持ち込まれるのは、本当に本当にもったいない!
守ったときは、相手のミスに繋がっているんだから。
もう30年近く前?の話になっちゃうけど(笑)
ナオさんも東京成徳では1、2番ポジションでした。
ディフェンスリバウンドは行ったけど(笑)、
オフェンスリバウンドなんて、むやみにいかない。
セイフティガードで、みんなが戻るまで、
どこを優先的に攻めてくるか
いつも凄く意識をむけて、「何番いる!早く戻って~」
とか「かわりにつく~」と叫んでいました。
もちろん自分がつくガードがドリブルで運んで
くるときは、そのスピードや勢い、パスの視線を
早く遮ることに必死になりました。
「守る前にやられる」
これほど悔しいことはありません。
冬の大会でもうひとつ先の景色を見るために、
ぜひ拘ってほしい!
ファンの一人として言いたい♪
話は戻って(笑)、昨日は宇田コーチの商大も
ゲームがあって、ハーフタイムにいつも
練習ゲームをしてよく知っている高校生に
声をかけてくれていたりと、何だか見ていて
とても嬉しい気持ちになりました。
宇田コーチ就任3年目。
岡山にきたときは、部員が0?翌年数名、、
それが今年はお陰さまで、色々な意味で
体制が整い、いよいよ本格的にスタートが
きれたんだなぁと思ってみていました。
納谷コーチとナオさんと同じ拓大の後輩、
関東出身で岡山移住組。
「置かれた場所で咲く」
我々もふくめ目指したいです。
さて、夜はADAPT。
涼しくなってきたこともあり、昨日は
動きが良かった選手が多かった!と納谷コーチも
言っていました♪
ナオさんはみんなにまた新しい課題を出しました。
「アイディアを持ってプレーしよう!」
今のみんななら、このことが、これからの
ADAPTでのバスケットの「肝」になってくる。
以前は、なかなかこの意味も伝わらなかったはず。
でも、今ならみんなストンと落ちたのではないかな?
と思っています。
前は、誰かがドリブルしていて、
他の4人は立ち止まってみてしまう、、
そのドリブルに「何となく」合わせる、、、という
オフェンスしかみんな出来ませんでした。
そこには誰の「アイディア」も存在しません。
ボールを持ってドリブルしている人でさえ、
いってみれば、1on5の状態。
アイディアがあれば、そんな状態で、
いつまでもボールを保持するわけがありません。
アイディアはそこにはなく、目の前のディフェンス
しか見ていないのです。
他の4人も立ち止まってしまうということは、
アイディアはない。
これでは楽しくなんてありません。
でも、意識しないと、こういうバスケットに
陥りやすいもの。
だから、このポイントは、これからも
うるさく言うよ!と忠告しました(笑)
もちろんこれはディフェンスも。
今はディフェンスは、全くノーアイディアだよ(笑)
とも伝えました。
ディフェンスにアイディアが生まれれば、
オフェンスも絶対にうまくなる!
オフェンスにアイディアが生まれれば、
ディフェンスも絶対にうまくなる!
バスケットとはそういう競技。
みんながこの意味を分かるようになってきている
ことに、とてもとても未来を感じています。
今、自分がどう動いたらいいか?わからない選手、
アイディアを持ってプレーしてみて!
そしたら、「意思」が出てくるから、必要なことは
仲間につたえなきゃと自然と声が出たり、
バスケットを勉強してみたいと思ったり、
誰かに質問してみたり、すべきことまで
見えてくるはず!
「アイディアをもってバスケを♪」
ナオさんのADAPT日記(メッセージ)
昨日はたくさん考えさせられた日と
なりました。
先週に引き続き、別の1期生が来てくれ、
恒例?(笑)のみんなへのメッセージ。
「みんなからはオフザケにも見えた(笑)かも
しれないけど、昨年はもっと練習や試合で、
必要な声をかけあってたんだ!もっともっと
コミュニケーションが必要だよ!」
「ADAPTは、親がお金を払ってくれて
来れているよね?そのことを今一度きちんと
感謝した方がいい。そしたら練習での自分も
もっと変わると思う。」
久しぶりにみたADAPTの感想と、
高校生になって、今自分が置かれている環境などが
そういうメッセージの発信となったんだと
思いました。今週も感心。。。
そして、、
家でもほとんど怒ることのない納谷コーチが
ADAPTの練習中にめずらしく
厳しい口調になりました。
それはオールコートの2on1をしていたときのこと。
ふと、ディフェンスがいない、、という
アクシデントが起こりました。
片側からオフェンスが
やってきたけど、、、
???という空気が数秒流れ、ピッ!と
ホイッスルがなりました。
全員ベースラインに!納谷さんコーチが言いました。
みんな一瞬何が起こったか分かりません。
こういう話が続きました。
「練習に全く集中していない、これでいいのだろうか」
ディフェンスがいない基礎練習からシュートを
落としても平気、、バスケットとは関係ない話を
練習中にしている、、メニューの合間の様子、、
どうだろうか?
ひとつひとつの練習をもっと「着実」に
やろうとしたら、そんな余裕はないはず。
本来はひとつでも聞き逃したら出来ないし
練習のクオリティが上がらない。
ただひとりでシュートをうったり
ハンドリングすらならADAPTの練習は
いらない。
スクリーンを使った動きの練習でも、
形をやればそれでいいのだろうか?
実際のゲームではそんなゆっくり事は流れ
ないし、スクリーンのタイミングや角度も
もっと緻密にしないと、、これは前に何度か
説明があったはず。
ディフェンスのパターン練習でも
本当にゲームを想定している?
オフェンス側もそのつもりでやっているかな?
メニューは、バスケのありとあらゆる場面を
切り取って、そこのポイントを重点的に
エクササイズするもの。
練習では、そんな「切り取り」を
いくつもいくつも積み重ねていって、
バスケットを理解する。
そして、ひっきりなしにそんな色んな場面が訪れる
「ゲーム」で、「あっ!これだ!」という
感覚が身体が覚えていて、シュートが入ったり
ディフェンスの動きを予測した動きが
出来たり、しかけるディフェンスができたり
するもの。
ひとつひとつのメニューをこなすことが
目的では全く意味がない。
冒頭に「考えさせられた」と書きました。
一方で、ナオさんは、ここ数ヶ月みんなの
「変化」も感じていました。
でも、何というか、納谷コーチはその先のことを
言っているんだなと。
だとすると、仕組みや環境作りもまだまだ
次の手が必要。これは初めての試みになるかも
しれないけれど、ADAPTもそういうところまで
やっとこれたんだと思います。
頭をクリアに、気持ちは熱く、また仕切り直したいと
思います。
現状維持は後退。
ナオさんのADAPT日記(京都からクラブが)
台風がやっと過ぎてくれましたね。
予定がいろいろ変更になってしまった方も
多いようで、、
ADAPTも知人のクラブが京都から1泊での
予定が急遽日帰りに。
限りある時間での交流となりました。
発足間もないので、1年生が中心。
前半は納谷コーチによる合同練習、
後半はメンバーを交えてのスクリメージと
なりました。
また、お盆期間で、
1期生も数名遊びに来てくれました。
岡山組と県外組。
みんなも久しぶりの再会で、あいまはウェイトルームで
おしゃべりしていたようです(笑)
3年生チーム、2年生チーム、更にはCBチームとも
ゲームの相手をしてくれ盛り上がりました♪
既存メンバーは、話しかけたいけど、、
1on1やりたいけど、、なかなか声がうまく
かけられない様子(笑)
月末も数名また来てくれるらしいよ♪
こういうときに、積極的にコミュニケーション
とったもん勝ち。ナオさんはそこまで段取りは
しません(笑)
みんなに任せます。これも練習(笑)
最後に納谷コーチの突然のご指名で、
1期生のある選手がメンバーへメッセージを
くれました。
高校に進学して、プレーの基礎はもちろん、
礼儀や心構えみたいものも、
また1から見直しながら頑張っている。
今後絶対に必要で問われることだから、
今からきちんと意識して頑張ると、
必ず次に繋がる!
というようなのことを話してくれました。
「今」の厳しさやチャレンジを物語っているなぁと
ナオさんは感じました。
ありがとう!!!
さて、ADAPT。
夏休みに入り、遠征や交流、研究協力など
不規則な日程で、新しいことをたくさん
しています。
環境の変化も非常に起こっています。
選手はそれぞれに成長していると感じています。
目に見えて変化がある選手、そのまま突っ走れ!
自分の内なる闘志やワクワクの芽に気づき始めた選手、
迷うことはないよ、やってみるといいよ!
なんかモヤモヤがとれない選手、そんなもんだよ、
焦ることはない、でも逃げちゃだめ。
自分がしたいことに貪欲にチャレンジ!
そしたら行動が変わるよ。行動が変われば
何かが動き出す!
みんな夏はまだまだ続く。もっともっと熱くいこう!♪
ナオさんのADAPT日記(化学反応)
人との交わりとか繋がりとか、
それによる化学反応みたいなことについて
感じることの多い夏を過ごしています。
ADAPTは昨年度から、ジュニア世代の
オスグッドの研究に協力しています。
その結果は、翻訳され国際誌にも
紹介されたとか、、。
その流れで
今年度もふたつの研究に協力しており、
今日もその関係で岡山大学で検査や練習を
しました。
詳しく書くとなかなか長くなるので
しませんが、
「本当の意味でエネルギーの高い人と
惜しまないチャレンジや惜しまない
手間を共有することは非常に意味がある」
ということを実感しています。
SNSや異業種交流がメジャーな世の中、
出会いや紹介は、くさるほど溢れていると
思っています。
FacebookやInstagramで一緒にいたり
タグづけされたら「繋がっているんだ」と
なんとも言えない錯覚を生み出す世の中。
そういえば、ある方面でご活躍の方が、
「SNSでこの人と知り合いです!」って
アピールする人ほど
相手は知り合いとも思っていないんだよね?
という話を聞いて、思わずクスッと笑って
しまったことがあります。
なぜかというと、ナオさんが関東で仕事をしていた
時に、大変お世話になった経営者が同じような
ことを言っていました。
「どこどこ企業の社長を知っている」なんて
いう人がいるけれど、
そのほとんどは、パーティーで名刺交換したとか、
ゴルフコンペで一緒だったとか、勉強会で
同じグループだったとか、そんなもの。
本当の意味で「知り合い」というのは、
携帯電話で直接電話して
「まいど、(この人は関西人)ちよっと、今話せる?」
と電話して、お願い事ができる仲のことだと。
大学を卒業しておおよそ20年。
納谷コーチやナオさんの古いお仲間や知人は、
日本中で、バスケットボールの現役、
または普及、育成で本当にご尽力されています。
もっというと、その頃からの親世代の方は、
今でも一戦でご活躍の方々の後ろ楯になり
目立たないけれど、ずっとずっとバスケット界を
支えてくださっている、
そんな方が全国各地にいらっしゃいます。
我々は、色々な場面でその方々やご縁に
支えられており、また一方で、我々も
微力ながら、すべきことが与えられ、
有り難くお受けすることも増えています。
あっ、何だか話がそれてきましたが(汗)、、、
クラブ発足2年目で、まだヨチヨチ歩きのADAPT
についても、実は関わる人は、とてもとても濃い
繋がりを生み出せていると感じていて、
そんな現実にたまらなく感謝の気持ちを抱いています。
在席する選手は、様々なことに「向き合う」習慣が
だいぶついてきました。
そのバックアップを保護者のみなさまがうまく
してくださっていると思っています。
ジュニア時代は、フォローしながらも、
それでも「自分」で決めて突き進む
第一歩をする世代だとも思っています。
誘導ではなく、見まもる家族、
かっこいい先輩やOB、引き出しが多い大学生コーチ、
クラブに関わる色んな世界を教えくれる人たち。
彼らが、そういうものを目の当たりにして、
何を感じ、どうしたいか?と向き合い、
チャレンジしていく、、、
すぐにうまくいくわけでもない。
そんなとき、仲間がいて、みんなも必死なんだ!
と認めることができて、だから焦らず
それでも前に進もうとする、、そんな
コミュニティを目指していきたいと強く感じています。
気候も暑く、体力、気力勝負のこの夏。
乗り切る知恵をつけながら、自分の殻を破る
夏にしてほしいと思います!
※今日は、運動前と後の認知能力についての
研究協力だったので、みんな練習前後に
ちょっとしたワークみたいなものをしました。
ナオさんのADAPT日記(千葉のクラブとの交流)
昨日は千葉県のクラブが来てくれました。
何と下級生主体チームで、小豆島で10日間も
自炊しながら、朝晩の勉強、バスケ、海遊びと
濃い時間の中のヒトコマで、岡山まで
足を伸ばしてくれました。
みんな素直で目がキラキラしていて、
挨拶もきちんと、もちろんコートの中でも
声を掛け合う素晴らしいチームでした。
率いるのは、納谷コーチ、ナオさんの大学の
先輩でもある羽賀篤史さん。
元全日本、住友金属でプレーされていた方です。
体も声も大きく(笑)、大切なことを、選手にも
我々にもたくさんたくさん教えて下さいました。
ADAPTは、遠征にいけなかったり、プレータイムが
短かった選手を中心にゲームに出ました。
こんなに試合に出たのは初めてかな?
酷暑のなか、みんなナイスプレーが続出しました。
やっぱりスクリメージはワクワクするね♪
実はADAPT女子もちょうどこの日5名集まり、
合間で女子チームとできました!
今月はもう1回下級生中心のクラブが
県外から来てくれる予定があります。
楽しみです!
一方で、上級生組は、高校生と。
金曜日に遠征から帰って日曜日の練習。
みんな「熱」がきちんと残っていました。
前みたいに勝手に長くドリブルする選手が
本当に減りました。
ベンチもまわりも指摘するように
なりました。
攻める気持ちを持ちながら、ボールをとめずに
チャンスをつくる。
これはなかなか難しいです。もちろんひとりでは
出来ないし、ボールをまわすことに拘ると相手には
全く驚異ではありません。
みんながタイミングを合わせ、ディフェンスを
かわしながら動き24秒以内にいかに良い
セレクションでシュートをうてるか?
もっともっと拘りたいとおもいます!
納谷コーチが遠征の終わりにみんなに
こんなことを言っていました。
最後のゲームは競り合ったけど、
届かなかった10点を
今後どうやってうめるチームにするのか?が大事。
誰かが1on1で決めてくる?そういうことが
できるチームではないよね?
やっぱり全員で守って、走ってスコアするのが
今のADAPT。
チームとして、「何を目指すのか」が明確に
なってきました。
とてもシンプル。どこのチームも目指していること。
でもそれをみんなが拘り続けることが出来るかが大事。
下級生チームだろうと、上級生チームだろうと、
日々の練習の最後のスクリメージだろうと、
同じ。拘ろう!