ADAPT日記
(ありがとう)ナオさんのADAPT日記
今年度の3年生の公式戦が終わりました。
全クラ予選、決勝までいってくれたことは、
ADAPTプライドだった!と誇りに思います。
よくやった!
岡山もクラブが増え、全クラには簡単に出場できる環境では
なくなりました。
今年度のメンバーで一番古い3人は、2年生からADAPTでの登録を覚悟して
取り組んだメンバー。決して中学校の環境が悪かったわけでもない中、
悩んで悩んで周りの方々のご理解を得て覚悟したのが約1年半前。
ADAPTは、県内で最初に、部活も入っている選手が、
クラブ登録をすることをして、いいことも、そうでないことも、
県内の大会ルールへの投げ掛けや課題を残してきた。
今の高校2年生の代。覚悟して決めて、そして結果を出した先輩たちを
1年生のときからみてきた3人だ。
ただ、課題もいっぱいあって、ナオさんがガチギレした出来事も
あった。
そんな彼らを中心に、ADAPT登録へ切り替える選手、
彼らがラブコールをし続けた選手、
ADAPTに興味をもっていてくれていた選手たちが
ジョインし今の8名となった。
ADAPTが大切にしているバスケ観をぶらさずに、
選手ひとりひとりの個性をいかして、どうコラボしていくか?
コートの中も、外も、最後まで正直試行錯誤だった。
春、夏とキャンプを重ねて、最後のシーズンに入ってからも、
試合ごとに成長する部分と、どうにもならない部分との
せめぎあいだった気がする。
ジュニアバスケならでは(笑)
でも、確実に言えるのは、
『せったら勝てる!』
これがナオさんの今年度のチームの『根拠のない自信』(笑)だった。
逆に昨日の決勝戦みたいにいちど歯車が崩れると、
あれよあれよと、こんなに大差で負ける?という内容になっちゃうんだけど汗。
2年生のときの県交歓からメンバーは半分かわっているけれど、
あの頃から、せった試合はほぼものにしてきた。
だから、ジュニアウィンター予選の再延長になったときも、
全クラ予選の準決勝も、すごくせったゲーム運びになったから、
心底選手を信じることができた。
『絶対に負けない』
そう自信があったから、ベンチで彼らに何度も何度も
『大丈夫、予定どおりじゃん、せったら勝てる』と
伝え続けた。
ADAPT発足して3年くらいは、納谷コーチがスケジュールが合い、
ベンチに入れることが多かったけれど、ここ最近は難しい。
コロナもあり、大会や試合が少なかったのもあるけれど、
たぶん今年度の3年生は、発足以来、一番ナオさんと、
ハードな試合を乗り越えてきた代だと思う。
そして結果も残してくれてきた。
勝ち負けだけではない大きな『ADAPTらしさ』を8人が残してくれたと
思っている。
ベンチにいて、とても、とても、と~っても楽しかった!!!
昨日、途中ケンカみたいになりながらも(笑)、レンが『楽しもう!』って、
カリカリしながら(笑)タイムアウトのときにいってた。
どんどん点差は離れたけれど、いろんな意味で、みんなと
試合できていることがとても楽しかった!
これで、ひとまず終わりか~って昨日は何度かベンチで
思って寂しい気持ちもあったけど、みんなに、
ありがとう!の気持ちの方が大きかった。
全国大会は、そう簡単に手にできるものじゃない。
手にしたって中止になった先輩たちもいる。
でも、本気で『行きたい!』って思って、取り組んだことは
みんなにとって、とても意味があったことだと思う。
バスケも、人生もこれからが面白い。
そのエネルギーとか、ガソリンをどんどん補充しているのが今。
春がきたらいよいよ出発。
あと少し、勉強も生活もバスケも入念にスタートダッシュする
準備を整えてほしい。
最後に、ADAPTには実はまだ3年生がいる。
彼らは、2年前、ADAPTが新しい試みをするきっかけとなった選手だ。
彼らに出会って、ナオさんのクラブ創りの価値観に変化があった。
その後それは拡大し続けていて、ナオさんにとってひとつの
エネルギーとなっている。
このことはまたの機会に詳しく書こうと思っている。
NEW!ナオさんのADAPT日記(感じたこと②)
ふたつのエピソード
ひとつめ。
先日ある選手に、眠っている?隠れている?
潜在的なものを呼び覚ますために、
君はこんなもんじゃないとナオさんは思っている、という話をした。
君にとって、少し大変なことかもしれないけれど、
変わろうとすること事態がかっこいいし、その資質があると
伝えた。
今日の彼をみていて、まだまだだけど(笑)、
でも意識してるのが伝わった。
更に応援したくなった。君ならできる!
ふたつめ。
今日の練習中、ある1年生をよんで、荷物のまとめ方を注意した。
ADAPTでは自分が脱いだ上着などは基本的にはリュックに入れるよう
言っているが、少しするとだらしくなることがよくある。 だから
気がついたときは、その場で注意するようにしている。
今日は、彼の隣には、2年生できちんと脱いだ上着を畳んで
置いている見本があった。
「ほらー、あーやってちゃんとだよ」と伝えて
ナオさんはその場を離れた。
10分以上経過して、またその荷物置き場を通ったら、
彼の荷物は当たり前だけど、周辺の必ずしもキレイとは
言えない置き方の選手の荷物まで隅のほうにまとめられていた。
『注意されてすぐ正し、プラスのことまでやってのけた』
1年生に 嬉しくなった。
なんと言うか、成長というよりも、こういう行動は、信頼に繋がるなと
思った。
マイナスをいっきにプラスに転換した出来事だった、アッパレ!
誰かの信頼を裏切ってしまったり、認めてもらえなかったりしても、
その後の立ち振舞いや行動で信頼は取り戻せる。
これをよんでくれている人に伝えておきたい。
NEW!ナオさんのADAPT日記(感じたこと①)
久しぶりの投稿。
昨日、サッカーワールドカップの話題で、本田 圭佑さんの
コメントがささった。
一語一句は少し違うかもだけど、こういう内容。
『サッカーって、人生みたいなもの。
サッカーはミスを連続するスポーツ。だからミスの後の立ち振舞いとか
チャレンジがどうかが大切なんですよ』
ナオさん、ハッとした!
確かにサッカーって、バスケと比べると、
ボールを足で扱うぶん、あっ、取られちゃった!とか、
変なところに蹴ったな~とかよく目にする。
その連続だから、その時の立ち振舞いや、次のアクションって
確かに大事。
最近(というか数ヶ月レベルで)
このことを感じていたから、こののコメントが
ストンと心に落ちた。
ADAPTは、今年度に入ってから、倉敷カップから
始まって、エイコーカップ、LakeForceキャンプ、
淡路島遠征、高校生含む練習試合と、
U15も14もチャレンジしてきた。
①本田選手がいうゲーム中のミスの立ち振舞いや
その後のチャレンジ、
②ミスや失敗とは違うけど、思うような試合結果で
なかったときの立ち振舞いやその後のチャレンジ。
いろんな選手がいるぶん、たくさんのシーンを
目にしてきた。
まず①。バスケは次から次へと現れる状況に動きながら即座に判断を
連続していくスポーツ。 走るか、止まるか、パスかシュートか
飛ぶか、縦か、横か、、、いろんなことを仲間と敵の動きにより、
一瞬に判断する。
だから当然それが必ずしも『ベストな判断』になるとは
限らないし(なるために日々練習していかに似たようなシーンを
経験するかが鍵なんだけど)
手でボールを扱うぶん、サッカーほどターンオーバーが あっては
困るけど、それでも、ミスが多く起こる競技だと思う。
それをいちいちニヤニヤして照れ笑いしたり、
ガックリした仕草をしたり、誰かのせいにする素振りをしたりは、
全く意味がないし、本当に『バスケという競技の特徴』を理解して
いないな、、とガッカリする。
バスケはトランジションのスポーツ。
そんな『立ち振舞い』をしている暇はない。
もっというと、ナオさんが相手だったら、そういう『隙』を
大きなチャンス!と思うし、『これ勝てるな』って思う。
逆に試合中にミスを修正してきて、次の場面では逆をつかれたり
するときは凄く嫌だった
②は、サッカーを人生に例えているから、
もっと長い目で物事を捉えているということ。
ミスや失敗は、『うまくいかない方法をひとつ知った』と
思えば、自分をごまかすためにニヤニヤする
必要も、誰かのせいにする必要もない。
知った方法論と別のやり方で次こそは成功すればいい。
またうまくいかなかったら、またひとつうまくいかない方法を
知ったと思い、別の方法を考えやってみればいい。
それがチャレンジだと思う。
ナオさんのADAPT日記(淡路島キャンプ)
連休は淡路島でのキャンプに参加してきました。
大阪、愛知、兵庫、岐阜、和歌山、愛媛、徳島などから
きているクラブや高校生ともゲームをさせて頂き、
3年生は最後の大会前に
『今年のADAPT』を再確認していく作業をしました。
ADAPTのバスケは毎年変わらない。
でもやる人によって変化するのがADAPTのバスケの特徴。
大きな決まりごとの中で、一瞬一瞬をコートにいる人が
判断して動いて創っていく。
だから、大きな決まりごとの上に、仲間を知る、仲間を信じる
ことができなければ成り立たない。
この作業が普段の練習。
そういう意味では、この作業がだいぶ進んできた。
今年の3年生のバスケ。潜在力はかなりある。
あとは毎試合、そこにコミットできるか?
2年生は大きくわけて2つのユニットがある。
コンセプトは、当たり前だけど、前述のとおり。
こちらは、只今絶賛『仲間のプレーを知る』
『仲間から信じてもらうプレーをする』を確認する作業中。
こちらは、出来たり出来なかったりを数ヶ月繰り返して
いる。うん、当たり前。
これがチーム作り。メンバーだってまだまだ入れ替わる
かもしれない。
言えることは、ナオさんがこれまでADAPTで実感していること、
『中学2年生は変化の学年』
ここでスイッチ=覚悟が入った選手は、ぐんぐんカッコよくなる!
いつも練習でも伝えている。
既に芽が出てきている選手がひとり、またひとりと増えている。
スイッチとは、バスケだけでなく、生活面、勉強面も含めた
「どんな自分になるか」ということ、つまり
『どんな自分でいるか』だ!
【起きること全てに意味がある】
【ADAPTOKU】
バスケの神様に、大事なときに味方してもらえるプレーヤーに
なれるか?
楽しみだ🎵
あっ、10月10日リンタロウ誕生日。
最終ゲーム前、
「このハーフゲームで3ポイント決めたらイイコトあるかも」
ナオさんがいったけど、なかなか入らん(笑)
ないかな~と思った終わり際、やっぱり決めた!!!
帰りのインターでソフトクリームおごってあげようと思って
探したら、、、、
あっ、地区大会だったから後から合流組でバスに乗ってなかった!爆
リンタロウごめん、今度必ず🎵
でも、先日のマンゴーに続き勝負強いわ!
14歳おめでとう!
久しぶりに間近で海を見ました
体育館は2面とっても周りがゆったりしていて過ごしやすかったぁ
いけめんカケルだけがカメラ目線してくれた(笑)
下級生ゲームも白熱しました!!!
感染対策で食事は前向きで。
食べるの遅い1年生を待ってくれてたシュウ
有名なYouTuberもいたって(笑)
保護者のみなさま、今回もサポートありがとうございました!
ナオさんのADAPT日記(まもなく5周年)
10月に入りましたね。
2022年10月10日スポーツの日をもって、ADAPTは5周年を迎えます。
ちょうど5年前の体育の日を設立記念日として定めて、体験会や
練習会を始めてお陰さまで5年がたちます。
このタイミングに狙っていたわけではないけれど、
部活動改革や、いろいろな出逢いやアドバイス、ご支援により、
この度女子も本格始動ということになりました。
この間、クラブがひとつ、またひとつと増えて、
現在、秋のクラブの大会には、男子13、女子が6チーム参加するまでに
なりました。
この大会は、JBAチーム登録選手にて行うので、いわゆる集まって練習している
だけというのではなく、「チーム」として活動しているクラブになります。
それでも、近畿、東海、関東などど比べると、まだまだクラブの数は
驚くほど少ないけれど、確実に「岡山のジュニアクラブ」の体制が整ってきたと
思います。
中学校が母体のクラブ、ミニバスの流れからのクラブ、その地区の熱心な先生が
運営するクラブ、そしてADAPTのようなクラブ費を頂く民間のクラブ。
それぞれ特徴があるので、選手が自分に合ったクラブを選べることができるのが
一番だと思っています。
ADAPTの特徴として
○練習会場の拠点がある
○コーチは現役高校の先生(元日本代表でもある、古い話だけど(笑))
またはクラブが認めた大学生であること
○ナオさんというちょっとウザイおばさんが運営者であるから、
合宿や大型バスでの遊びも混じる?遠征、コミュニケーションハウスや
ADAPTチャレンジ、ADAPT0KU、マンゴー争奪戦(笑)など、思い付いたことを
いきなりやったりする
○拠点がある岡山市をはじめ、倉敷、真備、瀬戸内、津山、真庭、そして赤穂からの
選手、私立中学校の選手、中学からバスケを始めた選手など、
『多種多様(笑)』な顔ぶれがいる
○納谷コーチやナオさんの古くからのネットワークなどで、
京都や兵庫、滋賀、愛媛などに毎年遠征にいく。
それも必ず貸し切りバスにて。
ナオさんの商人センスのなさで、参加費は2泊してもなぜか2万円
前後(笑)
○毎年ADAPTバスケ祭りを開催している
○ユニフォームは任意でつくることができ、好きな背番号と名前をいれている
○週に3回の活動なのに、なぜか毎年『チーム』ができあがる
ナオさんが5年前に『こんなクラブをつくりたい!』って想像してつくってから、
どれくらい出来ているかな?
そして、ここから5年は、どんなことにチャレンジしようかな?
そういうことも頭の中にグルグルしています。
ADAPTらしい、他のどことも違うクラブを引き続き目指して
いきたいと思っています!
よくADAPT日記にも書いているけれど、
その年のチームカラーのようなものは選手が作っています。
今年度に限っては、大きく3つのカテゴリーがあり、
それぞれの良さや課題があります。詳しくは今度紹介していきますね。
話はガラリとかわり、この夏は本当に色々なことがありました。
コーチライセンス講習、京都滋賀遠征、大好きなEXILEのコンサート(笑)、
軽井沢とニセコへの出張、300名の前でのスピーチ、家族のコロナ、
お世話になった方とのお別れ、、、
そのような中、ナオさんが社会人になってから、ずっと尊敬している
方からのメールに、こんなフレーズがありました。
『生きていると色々な人に支えられている』
いっろんな事があるけれど、その都度何とかなっているのは、
他でもない誰かに支えてもらっているから。
もしかしたら、自分が気がついていない誰かにも支えて
もらっているかもしれない。
そういうことを、日々のなかで、少しでも思い出すことが
できれば、自分もまた誰かのために何かしようと思えるかも
しれない。
その積み重ねで毎日を過ごせたら、きっと何事も好転する。
そう噛み締めた2022年夏~秋を過ごしている。