ADAPT日記

2018 / 05 / 03  13:21

ナオさんのADAPT日記

昨日はチームを発表してから初めての

練習でした。

チームといっても、練習中に

「4つのコートに分かれてやって」というような

指示をされたときに分かれるチームです。

主に練習の中盤にこのチームごとに分かれて

シュートに繋がる動きのパターンやディフェンス

などの分解練習となります。

そのなかで昨日はとてもシンプルなスクリーンを

使ってボールをもらいにいくような

動きの練習がありました。

納谷コーチが繰り返し伝えていたこと、、

「スクリーンをかけてもらった人が動き出すのが

みんな早すぎる。自分がこれまで、今だ!と思ってた

タイミングから、もう0.5秒遅く動き出してみて」と。

スクリーンは、スピードでなくて、「タイミング」。

そして3年生には、自分が行きたい方向と逆の

方向に少し動いてから、、というプラスの指示。

これはタイミングに併せて「角度」の話です。

バスケットは、とても緻密な競技。

体が小さくても、足がそれほど速くなくても、

タイミングやはじめの一歩の速さ、

予測して先回りする動きなど、工夫しだい

ではもっともっとコートで活躍することができる

はずです。

また、納谷コーチが前々回の練習でみんなに

言っていたのは、

「自分は現役時代、いろいろなコーチに教わった

けれど、必ず心がけてきたのは、同じ注意をされない」

というのと。

これは、人がされた注意も同じと。

どういうことかと言うと、人が指示や注意せれて

いるとき、「自分に言われている」と思って聞くこと

です。そうすれば、コーチが発したこと全部身に付く

ことになります!

ADAPTも毎回30名以上の練習となっています。

コーチの指示を本気で聞こうとしなければ、

聞き逃してしまうこともいっぱいありますし、

全員が似たような注意を受けたらコーチは

30回同じことを言わなければなりません。

まだまだ集中して聞いている選手はわずか。

せっかくきているのだから、もっとハングリーに

ひとつでも多くの学びをものにする!という

気持ちで臨むと、未来はまた変わってくると

思います!

 

 

 

 

 

2018 / 04 / 30  21:16

ナオさんのADAPT日記

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毎年この時期に、納谷コーチの現役時代からの

お仲間が京都から岡山に来てくれます。

これは、納谷コーチが岡山で単身赴任生活の時からの

恒例のようで有難い限りです。

当然夜は私も息子も宇田コーチもカズも合流(笑)

宇田コーチとカズはこのGWに大学の大会があります。

コーチとしてデビュー戦となりますので、ぜひ

頑張ってほしいです♪

宴は、みんな現役時代から知っているから、

昔話はもちろん、

カテゴリーに関わらず現在のバスケのことから

NBAのことまで

「バスケ」の話は尽きない。。。。。

ホントにバスケが純粋に好きなんだな~と

眺めていました。

その中で、ダイゾウくんがこんな話をしてくれました。

「ADAPTは、バスケットというスポーツが

どういうものか?をきちんと教えてほしい」

深いと思いました。

どういう意味かというと、

よくあるスクールなどでは、ただハンドリングや

ドリブルが上手くなる、シュートが上手くなるなど、

「単発的」に教えていて

それをバスケットの試合の中で、

どういう風に活かすのかまで落とし込んで

いないかったり、またボールを持っている自分だけの

動きが全てのような教えが多かったり、、。

バスケットはボールを持っていない人の動きとか

ディフェンスとか

リバウンドとか、そういうことが複合的にある競技。

ここをきちんと伝えてほしい。

思わずナオさん、

「同感!!ADAPTはそこにコミットしてますよ」

と力説してしまいました。

それにしてもこういう話をしてくださるお仲間は

本当に宝物です。

 

さて、前回の練習でチーム分けをしました。

大きく4つに分け、

ジャガー、タイガー、チーター、ピューマという

愛称をそれぞれつけました。

3年生のチームと、2年生のチームと

1.2年生混合チームと1年生だけのチームです。

3年生は部活の最後の大会までラストスパート。

より実践に近い内容を要望も厳しく行っていきます。

2年生と1年生は、それぞれ属したチームで

「主体的に」楽しんでください。

体格、経験、キャラクターを考えてチームを

分けました。

どのチームが凄いとか、チームの中で誰が偉いとか

一切ありません。

下剋上もありです。誰もが納得できる根拠を

言動で表現できれば。

どうか

「持っている自分の強みを活かしながら、

新しい自分も面白がってほしい」

「面白がる」これが出来れば自分を客観的に見ること

ができる。

いろいろチャレンジしてみて。

ADAPTは「環境」を用意し続けることに注力し

続けます。

そこで存分に自分と向き合ってみてください。

そんな君たちはとってもカッコいい。

スタッフは全力で応援していきます!!!

きっとご家族も。5月からまた楽しみです♪

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2018 / 04 / 23  17:39

ナオさんのADAPT日記

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土曜日は、部活の練習試合だった選手が多かった

ようで、

お休みや遅れての参加に加え、暑さもあり動きにキレが

出るのに時間がかかったような。。。。

これから暑い時期になりますし、疲れがたまっていると

パフォーマンスが下がります。

身体を休めること、栄養や睡眠をとることも

コンディショニング作りのひとつ。

自分の身体と向き合う習慣をつけましょう。

つい先日ご縁があって、腱の硬さと成長期特有の

スポーツ障害を研究されている方と打ち合わせを

してきました。

夏前頃から、ADAPTメンバーも、

自分の腱や筋肉、関節の硬さなどを測る簡易検査

なども実施してもらえることになったので、

こういう視点からも

トレーニングやストレッチ、休息などを考える機会

を提供していきたいと思っています。

 

さて、前にも書いたかもしれませんが、

ADAPTの練習や、息子のミニバスの練習を

見ていて、最近特に思いだすことがあります。

ナオさんは中学3年生の時に全中でベスト4に

なりました。(自慢話)

翌年後輩が全国優勝しましたので、

栄光は1年で薄れましたが(笑)

ちなみに千葉県船橋市にある学校で、

今は千葉ジェッツがあるところです。

今でも母は、自転車で行ける距離のアリーナへ

ジェッツの試合を観に行ったりしているそうです(笑)

余談はこれくらいにして、、、

その時に教えて下さった先生がこうおっしゃって

いました。

いろいろな動きを教えていくから、

まず「正しく」出来るようになる。

正しく出来るようになったら、

次はその動きを「スピード」でやれるようになる。

それも出来たら次はその動きを

「力強く」出来るようになる。

これを「意識して練習する」

 

今改めて思います。これ本当に重要。

ADAPTメンバーの中でも、この3段階で今自分が

どこにいるかはそれぞれ違います。

ADAPTの練習は最後の1時間弱はスクリメージと

なりますので、間の練習は本当に基礎に近いものです。

ただし、実はよく考えられていて、短い時間で

ウォーミングアップから、徐々に段階をあげて

いくようになっています。

「またこれか、、」思うかもしれませんね。

バスケットは、習慣のスポーツともいわれるくらい

同じ動きを繰り返し練習することによって

パフォーマンスが上がる部分が大きいです。

そして、前述したことが重要なのです。

(正しく→かつスピード→かつ力強く)

この基礎内容をもっともっと真剣にしたら

脳も身体ももっとつかうから疲れるはず。

(膝や足首を曲げて行う、

 顔を上げてゴールを見て行う、

 シュートは必ず入れる、リバウンドは落とさない

 パスやドリブルは強く。。。。。)

 

また、同じ1on1でもスタートする状況や

場所により目的も異なります。

もっともっと練習や動きの指示を「繊細」に捉えたら

「バスケットに必要な神経」が発達すると思うのです。

シュートの練習などの時に、納谷コーチや宇田コーチが

つま先の向きまでも指示すること、ありますよね?

ディフェンスの練習では手の位置ひとつでも、その後に

訪れる結果が違うことを認識しているからです。

「どうしたら上手くなれるんだろう」

「どうしたら試合で活躍できるんだろう」

誰もがこの思いを胸にもっているはず。

今、君たちに必要な答えは意外とシンプルで

「練習の動きのひとつひとつの意味を今一度認識して

 徹底する」

これが今必要なんだと心から思います。

これが出来るか出来ないかで、夏頃には

力の差が出てくると思います。

やってみて!

 

 

 

 

2018 / 04 / 19  16:50

ナオさんのADAPT日記

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先週土曜日はADAPT女子の説明会&体験会だったため

1週間ぶりにみんなの練習をみました。

新学期が始まりひとつ学年が上がり、何だかちょっと

お兄さんらしくなってきた気がします。特に3年生。

何だか凛々しくなってきた選手が増えたと思います。

「ADAPTに来ている目的」を本当の意味で実感して

きてくれているのかな。

最終学年。中学生活の締めくくりであると同時に

今後の自分の方向性を考える、決める大切な大切な1年。

ぐんと成長するでしょう。心から応援したいと思います。

 

さて、昨日は、岡山スポーツクラブ(OSK)のトレーナーが

来て下さり前半の1時間が体幹トレーニングとなりました。

ふだんから、納谷コーチによる同様の目的のメニューを

しているメンバーたちですが、さすがプロにナビゲートして

もらうのは違う!!!

一見簡単そうに見本を見せてくれるのですが、やってみると

みんな「う~っ!」「あれ?できない」「きっつ~~」を連発。

でも可動域が広くなりケガ予防や柔軟な動きに繋がるし、

体幹が強くなると当たり負けしないのはもちろん、バランスも良くなり、

シュートやパスも安定します。

チューブを使ったトレーニングのあとは、身体が解放された感じで、

自分が軽くなったようでジャンプ力だってアップした!!??と

思ったほどではないでしょうか?

 

ある1年生が、お母さんに

「覚えたいから動画とっておいて!」とすぐにお願いして

いました。さすが意識が高いです。

そう、こういう「出来るようになりたい」「覚えたい」

「活かしたい」という「気持ち」が生まれることが

何より大切です。

そして、新1年生は、他にもナオさんを驚かせたことが。

前述のチューブを使う時、トレーナーが青のチューブは

一番強度が強いです!と言いました。

納谷コーチが、青のチューブをとってしまった1年生

数名に「だから3年生と取り換えてもらえ」と言いました。

すると1年生は、青のチューブを隠すようにして

嫌だと(笑)

これには納谷コーチも苦笑い。でもこういうの好きです(笑)

そうです、強度の強いチューブを使ってより強いトレーニングを

しようとしたのです。

しかし、、、、、、、、、、、本当にキツイのです。すると

3年生のところに歩み寄っていき、取り換えてほしいと。

凄い自己主張!

アッパレでした。

「ADAPT選手」としてあってほしい姿。

自分がどうしたいかという意思をはっきりと

持ちそれを表現できるのは素晴らしいし、

素直さもあってとっても嬉しくなりました。

また、早くも状況を見て行動できる1年生も。

5on5が始まり、エンドライン側に転がるボールを

危ないから片づけようとしていたところ、

すかさず走ってきて「僕がやります!」と、

みんなのボールを転がしながら素早く対応。

「ADAPTスタンダード」がいっぱい出来てきました。

これもみんなが作ったもの。これから作っていくもの。

人が集まり刺激を受け「かっこいい集団」であるために

自分たちがどう振る舞うか?

これから夏には引退した3年生が加入してきて

更に「かっこいい集団」となるでしょう。

そうやって「自らが成長できる場つくり」を

作れるようもっともっと頑張ります!

 

先日リリースした「ADAPT奨学金制度」への

エントリーも予告どおり16日に締切りました。

数多くの応募を頂き、17日には課題を送信して

おります。5月半ばには発表をしたいと思います。

また、今年度より、旧内山下小学校の体育館利用が

できるようになりましたので、女子や

週1回のクラスの受け入れも開始しており

ゴールデンウィーク明けからは、新小6年生の

体験日も発表して参ります。

(ADAPTは設立以来、小学6年生の体験日を定期的に

実施しており今年度も年間を通して行っていく

予定です。クラブ費はかからず、ADAPT下級生メンバーや

他の体験に来たミニバス選手との練習やゲームを楽しめます)

 

今年度も出来る限りの「仕掛け」をしていきたいと思います。

お蔭様で秋には県外クラブチームから交流大会の

お誘いも頂いております。

バスケをやっているいろいろな選手が

それぞれに楽しんで成長できるようにひとつひとつ心をこめて。

 

 

 

 

 

 

2018 / 04 / 13  06:20

ナオさんのADAPT日記

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新一年生は入学式も

終わりいよいよですね。

ADAPTメンバーも数名の学生服姿の

写真を見せてもらいました。

超カッコいい~~!!!

とは、まだまだほど遠いですが(笑)

そうなる予感はビンビン♪

振り返れば、ナオさんも、「心の勝ち癖」を

身に付けたのはこの中学生時代でした。

ミニバスでも頑張ったし、楽しかった、、

でもミニバスは親の力やエネルギーも

たくさん関係していた気がします。

中学生からは別。

主体は全て「自分」になります。

逆に、そうならないとプレーも何もかも

成長に繋がらない。

もちろん未だ未だ親のてを借りなければ

本当の意味では、何も出来ないのかも

しれない。

けれど、やっぱり小学生までと、ここからは

違うと思うのです。

外では、思いっきり自分と、

世の中(学校や友達、塾、趣味の集まりなど)

との接点を感じ、楽しみ、

多いに刺激をもらい何が大切で何に向かうのか?

またその為には何をすればいいのか?

何を守らなければいけないのか?

たくさんたくさん向き合ってほしい。

そして家ではリラックスして、少しの時間でも

家族に自分のこと、自分の新しい生活、周囲の

ことを話してほしい。

そして自分なりに頭を空っぽにして、

心を充電して明日も楽しもう!

と思えるリズムを作ってくださいね。

さて、ADAPTも「刺激」というエッセンスが

ますます溢れる空間になってきたと思います。

「モチベーション」や「やる気」は、

残念ながらADAPTがみんなにあげることは

出来ません。

でも「モチベーション」や「やる気」を

刺激することは出来ると思っています。

だから、ナオさんは足り続けますよ~(笑)

 

水曜日の練習は、前半から2つに分けて進行しました。

ナオさんは主に下級生主体のチームの方を

見ていました。

こちらはコートでは大人しい2年生

(実態はわからない笑)に対し、

コートでもコート外でも「やかましい笑」

1年生が多いチーム。

ナオさんが「声が聞こえないな~」といえば声が出る。

でも続かない。。。。。まだまだやっぱり下級生(笑)

でも誰かが出すとまた始まる。可愛いい。

すると今度は「おしゃべり」に発展。。。。

「おしゃべりはコートに向かってやって!」

ナオさんが指摘。

「コートに向かっておしゃべり???」数名の

選手がキョトン。

「そうよ~、コートの中にいる人に向かって

 あ~だ、こ~だ言うならいくらでもしゃべっていい」

伝えました。

今、下級生に足りないのは『集中力の継続』です。

一瞬の集中は、さすがミニバスでも活躍して

いただけあって抜群!

ただこれを持続させる力を身に付けよう。

そうすると「考える」ことが出来るようになる。

「自分で考える」と、次は「こうしよう!」って

道が見えるはず。

 

5on5が始まる時、

2年生が「2年生だけでのチームでいいですか?」

誰かが言いました。

「やりたい?」

「はい」

「ならばそうしよう!」

でも2年生は4人。一人足りない。

「誰か2年生チームに入りたい人!」

「はい!」

すぐに手をあげたシュウ。

身体は今のところ、一番小さいですがさすが

岡山ミニバスチャンピオンチーム出身!!

気持ちがいい!

これで5名ができました。

も2チーム作りゲーム開始。

2年生チームはバスケ経験が浅いメンバーが多いです。

ふだん3年生メンバーと一緒にゲーム練習を

している時はどうしても「自分がやってみたいこと」を

試すことが出来ていないと思う。

でもこの日は違いました。

4人が見違えるほど「当事者」としてゲームを

していました。

ADAPTの新1年生は、

ミニバスで活躍した選手が多いです。

性格も勝気な選手が多く、学年なんて関係ない!

というスタンスでアグレッシブにプレーしてきます。

やられてしまう場面もありました。

やっぱり悔しい!!!

やり返しにいったり、

「そんなことできたの???」というプレーが

続出しました。

「環境」が人を育てる。

「やらなければならない状況」になった時、

みんな力を発揮する、自分を解放する、、、

そう実感しました。

自分より上手な人の中に入って練習や試合をすることも

本当に有意義です。

でも一方で「自分が何とかしないと」という

当事者意識を刺激する環境でのプレーも

確実に自分探しに繋がります。

「自分の殻を破る」それが目的。

すると光が絶対に見える。

「もっと」上手になりたかったら、

初めての世界に飛び込まないと!自分から。

「はい!」とすぐに手をあげたシュウみたいに。

シュウはといえば、

当然、コートでもハッスルプレーを見せてくれました。

ガードとして先輩に指で一生懸命指示していました。

次は遠慮なく「声」に出してやってほしいことを

伝えていいぞ。

悔しい!負けたくない!

かっこいい!あんな風になりたい!

誰かが誰かの気持ちを刺激する!

そういうチームでありたいです。

 

 

 

 

 

~スポンサー様とサポーター様~